今度は北海道で大地震

朝起きると、通常の番組はやってなくて、北海道で起きた地震のニュース一色。
胆振（いぶり）地方というのは初めて聞く名称だったが、そこを震源とする地震は最大深度６強（後で７に訂正された）ということで、一面が崖崩れになっている映像は衝撃的。
それ以上に驚いたのは、北海道全域での停電。
295万戸ということだが、北海道の世帯数と事業所の数を合わせた数字とたいして変わらないように見える。
北海道全体が停電したに等しいのだろう。
特定の火力発電所に頼っているとか、周波数が維持できなくブラックアウトだとか、よくわからない説明が流れているが、とにかく大変なことが起きたと思ったまま出勤。
会社でも北海道の支社は閉鎖されていて、内線もつながらない。
仕事中ともなると、その後のニュースはなかなか目にする機会がないが、自家発電でなんとかなるのは一部だから、ほぼ全てが停電というだけで、大変さが想像できる。
鉄道のみならず、千歳空港も閉鎖ということで、この間関西空港が駄目になったばかりというのに、台風以外でこの状況。
最優先で復旧させるのだろうが、関係する人達の苦労は想像して余りある。
もちろん都内は特に大きな混乱もなく家に帰ってテレビをつけると、民放は通常放送。
画面の枠に地震関連の表示があるわけでもない。
特別死者が多いわけではないし、刻々と何かが変わる状況ではないとはいえ、何か違和感。
ＮＨＫはさすがに地震のニュースをやっていたが、やはり停電が問題。
連絡はスマホが頼りのようだが、そのスマホの充電も難しいらしい。
水を求める列や、ガソリンスタンドに並ぶ車を見ていると、自身も地震への備えがまるで出来ていないと気付く。
いつどこでどんな災害があるかわからないと改めて肝に銘じつつ、台風にしろ地震にしろ、しばらくは来ないで欲しいなあ。