本日は伊豆へドライブ。
伊豆に行くというのも、随分久しぶり。
日帰りのゴルフを除くと、いつ以来だろう?
修善寺あたりには泊まった記憶があるし、虹の郷、サイクルスポーツセンター、大室山、猫の博物館、いのしし村(調べてみたら、10年くらい前に閉鎖されていたらしい)等々、断片的には覚えているが、いずれも10年以上前の話。
たぶん、伊豆半島の最南端までは行ってないだろうと思いつつ、いつも会社に行く時間とほぼ変わらずに家を出ることが出来た。
川崎インターまでの道路は土日よりも混んではいたが、足柄サービスエリアの休憩を含めても、順調に車は走り、10時前には新東名の沼津長泉インターを出て、そのまま内陸部を南へ。
11時前に最初の観光地としてやってきたのは浄蓮の滝。
天城越えの歌詞でも有名だが、これが案外これまでに来たことのないところ。
駐車場から階段を下りていくと、滝はなかなかの迫力で、先週の払沢の滝より水量が多い。
中国人を含めてそこそこ観光客がいて、丁度良い賑わいっぷり。
山葵の畑もあって、雰囲気もよい。
車に戻ると、次に目指すは下田。
ペリー来航の地として、それなりの観光地のようだが、これまた来たことがない。
まずは昼食として、道の駅にある回転寿司に行き、その後下田市内に出てきたが、町の構造上駐車場が少ない。
元々事前の計画がいい加減なので、下田のどこを見るとも、どこに車を停めるとも決まっていない。
しかも、今日から日曜日まで黒船祭ということで、下田公園の駐車場も閉鎖されている。
天気もあやしくなってきて、無理に街歩きをすることもないということで、下田市内は諦めて、伊豆半島最南端の石廊崎方面へ。
事前のリサーチだと、石廊崎そのものは有料の駐車場から10分ほど歩くらしいが、むしろ期待したいのは遊覧船。
しかし、いざ駐車場の前に来てみると、遊覧船は欠航。
もともと平日にやっていたかどうかはあやしいが、かなりの強風であることからも仕方ないところか。
となると、有料の駐車場に入れても仕方ないので、車を発進。
海沿いを気持ちよくドライブしていて、どこか眺めのいいところはないかと探していたところ、目についたのがユウスゲ公園の駐車場。
とんでもない突風の中、階段を登って行った先はまさに絶景。
海の色も空の色も最高だし、お花もきれい。
今日は雲や霧が出たり出なかったりと目まぐるしかったが、この時は快晴だったのも助かった。
絶景を満喫したところでまだ2時で、ホテルに行くにしても、今来た道を戻るのではつまらない。
今日はたっぷりティーダを運転することにして、松崎経由で熱川を目指すことにした。
途中展望台らしきところで車を停めたが、先ほどから一転して曇っていて、遠くがよく見えない状態。
ひたすら運転して、ようやく松崎の町に入ったところで目についたのが、「伊豆の長八美術館」。
500円という値段も手頃だったので、あらかじめ観光候補には入れていたのだが、このまま熱川まで休みなしはしんどいから、寄り道としても丁度いい。
そして、実際にここは素晴らしかった。
何の予備知識もなかったが、松崎町が生んだ漆喰鏝絵の名人、入江長八の作品約40点を展示している。
漆喰鏝絵とは、漆喰と顔料を使い、鏝だけでレリーフ状に仕上げたものだが、作品は立体的かつリアルで驚きの連続。
実際には残っている作品がわずかというのは勿体ない話だ。
美術館自体平日でほぼ貸切状態でゆったり。
とても贅沢な時間だった。
あとは熱川まで約1時間ちょっとのドライブ。
久しぶりに200キロ以上運転したけど、なかなかの充実感。
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