やっぱり山は怖い

朝、今年から一緒の上司が、「同期が山で滑落して亡くなった」と告げて来た。
まーぶーが山で遭難した件は最近まで知らせていなかったが、先月所属でケガして松葉杖を使っている人がいたため、話のついでにばれてしまった。
それもあって、真っ先に話しに来たみたいだ。
ニュースにも出ていたが、北アルプスに一人で入って谷に滑落したらしく、しばらくして他の登山客が見つけてヘリで搬送されたが、頭を強く打っていて助からなかったらしい。
恐らくヘルメットはしていなかったんだろう。
北アルプスではヘルメットが推奨されている場所もあるが、すべてというわけではない。
実際ヘルメットは岩場での歩行や落石のためとも言われている。
それでも、今も部屋に飾ってあるヘルメットの傷を見ると、あの時なかったらどうなっていたことか。
今回の出来事は残念なニュースとしか言えない。
単身赴任先での事故だから、家族も突然のことで、これからどうして良いかわかならいだろう。
まーぶーが滑落したのは2013年の９月27日。
御嶽山が噴火したのは2014年９月27日。
今回の事故は９月29日だそうだが、時期は重なるもので、北アルプスが雪で閉ざされる前だから、まさにベストなシーズンでもある。
独りで山に行きたい気持ちはわからないではない。
しかし、いざ遭難となると単独行動はリスクが大きい。
しばらく本格的な登山はしていないが、やっぱり山は怖い。
最近また右足首の調子が悪いが、そんな後遺症なんて軽いもので、本当に生きててよかった。
そんなことを改めて実感。