打ーてー井口、たのむぞ井口

野球を見に行った以上、応援しているチームが勝つかどうかが大きい、というより、それが全て。
マリーンズはライオンズ相手に連敗中で、先発のスタンリッジは今季移籍してきた投手だが、未だ未勝利。
それが初回にいきなりの２失点だから、よくぞ勝てたと思う。
スタンリッジはよく立ち直ったし、４回表に田村が金子の盗塁を刺したり、５回表の一死一・三塁でのおかわり中村のゲッツーなど、ディフェンスは良かった。
内から西野のリレーも完璧。
打つ方はといえば、井口の逆転スリーランが全て。
今季初スタメンの41歳が左手一本でスタンドに持っていったのは見事だし、テーマ曲の一番屋盛り上がる部分「打ーてー井口、たのむぞ井口」を連呼する間の打球だから、言うことはない。
その後得点のチャンスはほぼゼロで、ライオンズ投手陣に抑え込まれた。
今年のライオンズは投打ともに良さそうだなあ。

途中から試合のテンポが速くなり、３時間以内のゲームだったので、ヒーローインタビューまでのんびり聞いてから、球場を出た。
まあ、酔ってたせいもあるが。
インタビューをじっくり聞くことなんて珍しいが、スタンリッジは案外ナイスガイだし、とても微笑ましい光景。
昔はもっとピリピリ野球を見ていた気がするか、歳のせいか寛容になった気もする。
まあ、勝ったからだろうし、長い試合なら耐えられないかもしれないが。
あと、打球の動きが読めなくなった。
井口の当たりだって、全然スタンドにとどく打球に見えなかったし、打った直後に見えなくなった打球もあった。
慣れなのか、歳なのか。
総じてスタジアムの雰囲気は良かった。
タダ券の客も少ないみたいだし、楽しそうに野球を見ている。
川崎球場時代とは大違いだ。当たり前か。
さて、次はいつ行くことになるかな。