今日は上りと下りは別ルートにする予定で、国師ケ原を挟んで8の字を描くイメージ。
このルート自体は事前に調べた感じでもそれなりに人が通っているようだが、実際は違ったらしい。
昼食を食べている20分くらいの間には誰も通らなかったし、出発直前にひと組抜いていっただけ。
極めつけはそのルートを登ってきた人とすれ違った際に、「道といえば道だし、迷うことはないが、人が滅多に通らないから、全然整備されていない」と言われてしまった。
その直後の看板には「ガレ場の急降下あり」と書いてあるし。
いざ降りてみると、大きな岩がゴロゴロして、とにかく神経を使う。
バスの時間を考えると、それなりのスピードでは下りたいところだが、一歩一歩に気を使うから、かなり時間がかかるし、体力も消耗する。
1時間弱のかなり苦しい下りだったが、出発直前に抜かれた人を抜き返した以外、抜かれることもなければ、登ってくる人にも会わなかった。
どうにか国師ヶ原にたどり着いたが、ここからは時間との戦い。
登山のバスなんてそうそうあるもんじゃなく、今日はバスに乗って途中の温泉に入り、そこからまたバスに乗って駅に行く計画。
一番早ければ15時8分の塩山行きのバスに乗る予定だったが、これは完全に無理。
次は15時36分の山梨市行きのバスで、コースタイムだと国師ケ原からは1時間45分くらいだが、14時20分発になったので、かなりハイペースで降りるしかない。
16時8分の塩山行きのバスでも良いのだが、最終の山梨市行きが16時51分だから、風呂に入る時間がほとんどない。
Kさんはかなりバテているようではあったが、ここは心を鬼にして、ガンガン下る。
ここからはところどころ歩きにくいガレ場もあるが、基本は歩きやすい下り。
ただ、それなりの傾斜があるので、踏ん張ると膝に負担がかかるから、まーぶーはどうしても小走りになってしまう。
気付くとKさんははるか後ろ。
いつもの光景という気もするが。
徳和峠というところがコースタイムでバス停まで15分くらいなのだが、そこにたどり着いたのは15時20分くらい。
最後は余裕をもって、15時25分にはバス停にたどり着くことができた。
お風呂は「花かげの湯」で、ここは2年前に一人で金峰山に行った時に立ち寄ったお風呂。
もっともそれに気づいたのは、お風呂を出て駐車場を見た時だったが。
スマホにダウンロードしたチラシを見せて410円だから、とにかくリーズナブル。
あとは山梨市駅までバスに乗り、特急かいじに乗り込むだけ。
実は行きのバスは660円かかったのだが、帰りのバスは200円ずつで合計400円。
やはり市営というのは偉大で、それは「花かげの湯」も同じかも。
山梨市への乗り継ぎは10分ちょっとしかないので、少し焦っていたが、バスはほぼ定刻に到着。
かいじで気持ちよく乾杯して、1時間ちょっとの宴会タイムを経て立川へ。
明日も仕事だから、飲みにまではいかなかったが、それでも実に充実した1日だった。
コメント