第22回奥武蔵ウルトラマラソン2015(ゴール)

奥様とようやく会うことが出来たのは、コース最後の急な上り坂。
当然のように、ガンガン歩いてるところ。
上りの方が下りより気持ち的に楽な状態だったので、想像以上に元気でびっくりしたらしい。
ひたすら上ってたどり着いたのは清流エイド。
エイド手前で平坦になったところから少しだけ走り、エイドでは名物のおしるこをいただく。
冷たくて気持ちいいけど、直後に水を飲んでも口の中に残る感じか微妙。
おしるこを食べつつも１分１秒という短い休憩を経て、ラストスパートとも言える残り４.７キロを走り出す。
ここから先は基本下り、それもかなり急な傾斜。
足首には鈍い痛み、膝には鋭い痛みがあり、走れるのは１分が限度。
たとえ、急な下りといえども、時には休むしかない。
最終鎌北湖エイドで最後のコーラを飲んで47秒休んでから再スタート。
そこから先も、１分走っては１分歩く状態。
オクム経験者の奥様が「もう少しでゴールの体育館が見えるから、元気が出るよ」と言ってくれるのだが、体育館が見えてからも歩き。

あれだけたくさんいたランナーもまばら。
たまに抜かれるランナーは何度も抜きつぬかれつした人ばかり。
運動公園前の最後の道路をわたると、いよいよゴール。
脚の痛みも考えずラスト１００メートルは走る。
前にランナーがいなかったので、そこにいる人みんなが完走を祝福してくれる幸せな瞬間。
最後は先回りしていた奥様に写真をとってもらって、ゴールテープを切る瞬間を迎える。
９時間35分26秒。
制限時間ギリギリも覚悟していただけに、10時間切りは想定外。
想定ペース（11時間37分でゴール）からは、エイドで１時間、ランで１時間短縮したことになる。
テーゲーさんが待っていてくれて、そのまま車で宮沢湖の温泉へ。
気持ちよく汗を流した後は、奥様の運転で帰宅。
ガッツリすき焼きを食べ、ビール＆日本酒をいただくと、二日分の疲れが出て、一気に撃沈。
ゴルフからウルトラマラソン、長く幸せな二日間だった。