いつもと違う帰宅ラン

この冬はどこのスポーツクラブにも入会していないから、平日は帰宅ランが頼り。
ただでさえここ数日の寒波で実施は厳しいのに、今週は水曜日に飲み会が入ったことで、実施する日の選定が難しい。
普通に考えて水曜日が駄目なら木曜日、つまり今日なのだが、あいにく今日は急遽ピンチヒッターの外出がある。
通勤にスーツを使うと帰宅ランは難しいが、明日も外出だから、ここは今日無理矢理帰宅ランをするしかない、との結論。
そのことを決めたのは月曜日で、今日帰宅ランをするために綿密な計画をたてた。
まずは昨日の段階でランニングシューズを持って出勤し、会社に置いておく。
今日の出勤はスーツだが、残りのラングッズを鞄に詰め込んでみた。
ポイントとして、今日の場合はリュックを背負うのではなく、会社からいきなり走るスタイルで出ていこうというもの。
ここまで考えていても、今日の帰宅ランを実行するかどうかは気分次第だったが、外出時に食べたやすべえのつけめん中盛が１１１４キロカロリーもあるということがわかった以上、何が何でも帰宅ランを実行するしかない、という気持ちに傾いていく。
そもそもこの外出から戻ったのが５時近くで、戻るなり必死で仕事をこなしていくと、７時すぎには事務室内の人はまばら。
ここから着替えを開始し、脱いだスーツは会社に置いていく。
明日も外出で直帰だから、靴を含めて今日置いていったものをいつ回収するかまでは考えていないが、とりあえず７時20分には準備が完了し、会社を出る。
朝の段階では若葉台からのスタートを考えていたが、会社を出る段階で走る恰好になっているわけから、これはフルに走るしかない。
昼食も高カロリーだったから、何か食べてから走るというより、空腹で走って、途中で栄養補給するイメージ。
そんな状態で、19時34分スタート。
尾根幹から多摩川という、一番安定したコース。
しっかり準備しすぎて、ちょっと厚着になってしまった。
特に上半身は３枚の重ね着で、しばらくするとかなり汗が出てくる。
それでもリュックを背負ってないから、走りそのものは気持ちいい。
自分自身今日の帰宅ランを無事実行できたことに満足していたのだが、そんな心のスキがあったのか、４キロも走らない尾根幹沿いの暗い道で派手にこけてしまった。
ランの途中でこんなに激しく転んだのは記憶にないが、暗い道でのすり足走法は無理があるなあ。
痛みをこらえながら残りを気持ちいいペースで走り、９時30分すぎに到着し、あとは風呂にドボン。
やっぱり気持ちいいなあ。
昼食のカロリーが高すぎだったから、走る前には食べず、途中のコンビニでおにぎり１個だけ補給し、風呂上がりに飲みながら、つまみを少々。
これまでにはないパターンだったが、これはこれでいいかもしれない。
やっぱりリュックを背負っているのも、食べた後に走るのも、出来れば避けたいところ。
その後の負担がどうなるか、転んで痛めた左膝を含めて明日以降の状況を見ながら、今後の帰宅ランを考えて行くんだろう。
まあ、そんなことは今後のことで、今日は気持ちよく眠れそうだ。