はとバスに乗って親孝行

母親が上京することは前からわかっていたが、スケジュールが確定したのは昨日。
一応はとバスとランチのコースを予約したが、そのことが母親に伝わっていない。
昨日電話した時は新宿駅南口に８時30分～９時の間に来ることをなんとか決めたが、携帯の電池が少なくなってきたということで、詳しい話はできなかった。
不安に思いつつも、たぶん叔父さんが途中までは一緒だからなんとかなると思ったが、８時30分から新宿駅南口で待っていても、なかなか来る気配がない。
８時50分を過ぎたあたりから不安になって電話すると、つながったのは良いのだが、まだ錦糸町とのこと。
このまま新宿に来ても、はとバスの出発には間に合わない。
かなり焦ったが、御茶ノ水で降りてもらうようにし、あわてて中央線に飛び乗ると、どうにか御茶ノ水で会うことができた。
まあ、携帯の電池が死んでいたら、アウトだったろうな。
ここまでくればあとは簡単で、東京駅のロッカーに荷物を預けると、はとバス乗場へ。

昨日予約したのは「下町ここイチ」というコースでバスに乗っている時間は短く、浅草を散策してから隅田川の水上バスに乗るもの。
短い時間のコースで空いていたのがこれくらいだったが、２階建てバスでということで申し込んでみた。
はとバスに乗るのはたぶん２回目。
小学生の時に東京に母親と来て乗ったような気がする。
どこを回ったのかほぼ記憶にないが、東京タワーくらいは行ったかなあ。
東京駅を出ると、先週行った日本橋界隈を通って浅草へ。
この道は途中から東京マラソンで浅草を目指すコースと同じだが、さっぱり記憶にない。
浅草観光なんて今さらという感じだが、歩いてみると色んなお店があって楽しいもの。
人形焼を買って食べたのは初めてかもしれないし。
それにしても、下町は午前中から飲める店もたくさんあるし、不思議な雰囲気。


集合の時間に１分遅れて水上バス乗り場へ。
ここからは隅田川を水上バスで日の出埠頭まで。
船の中にやたらと中国の人が多いのが不思議な感じ。
水上バスはこればで乗ったことがなかったのでそれなりに楽しめたが、狭い川の上を橋だけ意識して下るのはなんとも退屈。
オープンデッキでもあれば眺めも違うのだろうが、橋の下をくぐる船だから、船室で座っているだけ。
たぶん東京湾のクルーズ船なんかの方が面白いんだろうな。
それでも全体的にはとバスは当たりで、年老いた母を連れて電車の乗り降りを繰り返すのはしんどい。
次に来た時もはとバスにしようかなんて考えてしまう。
バスを降りると丸ビルでランチ。
叔父さんの家の話や近況を聞きながら食事して、そのまま東京駅へ。
まあ限られた時間では楽しんでもらえたかな。
明日は母の日だし。
それにしても朝の待ち合わせに始まり、長い１日だった。
明日のゴルフは手抜きで行こう。