蒔

本日のメインイベントはナス飯。
ボーナス月に豪華食事に行くのは恒例の行事で、我が家では「ナス飯」と呼んでいる。
今月については、当初あまり行きたいお店もないし、１月に延期するつもりでいた。
ところが奥様がどこかで仕入れてきた情報で、仙川の「蒔」という店がいいらしいとのこと。
先週何気なく予約してみると、２名なら大丈夫ということで、とても楽しみにしていた。
そんな楽しいイベントのある３連休初日だが、それ以外にやりたいことが見つからない。
午前中は奥様が走りに行ったので、家でダラダラ。
年賀状のデザインだけ決めて、奥様が帰って来たところでラーメン食べに外出。
絢が入れそうになかったので、久々にろくとん軒に行ってみたが、これはこれでチャーシューが絶品。
一旦家のもどって、夕方いよいよナス飯へ。

６時開店の店に６時前に突っ込んでしまったので、一応一番のりだが、すぐに満席。
全部で１０名ちょっとしか入らない店内だし、グループなら１組が精一杯。
たぶん２名だからなんとか予約がとれたんだろう。
基本的にメニューは決まったものがでてくるようで、特にこの時期は特別メニューとのこと。
多少値段ははるが、ナス飯なら問題ない。
まず出てきたのがサバの棒寿司。
最近知り合いでサバに当たったっぽい方がいるのだが、京都北部のものというこのサバは美味い。
何年か前に銀座の寿司屋で食べたサバを思い出す。
その後は、冬野菜の炊き合わせ、お造り、蓮根のはさみ揚げ、墨いかと菊菜のおひたし、と続く。
どれも手がこんでいるし、素材が活かされているから美味しい。
惜しいところがあるとすれば、その時は量が少ないと思った点。
それも本当に足りなければ、後でケーキでも買って帰ろうと、奥様と結論を出していた。


そして、メインとも言える料理はフォアグラのソテーと鴨の炙り。
実は奥様はフォアグラが得意ではない。
予約をした時にアレルギーのことは聞かれたので、ないと言ったが、フランスで修行した方がやっている店だから、フォアグラが出てくるのはある意味必然。
一瞬ん緊張感が走ったが、奥様はこのフォアグラなら食べられると言う。
後で料理人の方と話をしたら、色々比較した上で、このフォアグラが一番と思って出しているらしい。
本当に素材のこだわりがある店と実感。
しめは、にんにくと米のスープだが、奥様は少なめで、まーぶーは大盛りと、ここで量を調節できるのがいいし、これまた絶品ですいすい入る。
最後のデザートはモンブランで、なんだか和食の店に来たことを忘れるような感じ。
どれもこれも美味しいと言える店は久しぶりかも。
お酒はワインがそれなりにあったが、和食なので冷酒や焼酎。
そこは豊富とは言えないし、値段も安くないが、ナス飯ならそれも問題ない。
今日は時期的に混んでいたが、普段はもう少しゆったりしているとのことなので、是非また訪れたいお店。
３連休初日は予定通り満足できた。
さて、残り２日は年賀状か。