寝不足
昨日の夜はほとんど眠れなかった。
９時に消灯ですぐに眠れないのは当たり前。
タブレットの動画も全部見てしまうと、明日以降見るものがなくなってしまうので、スマホと使い分けしながら時間を潰した。
しかし、日付が変わっても眠くならない。
他の人のいびきは聞こえてくるし、時々看護婦さんがやって来る。
それが気になるのかというと、そうでもない。
手術がすこく気になっているというわけでもない。
刺激になるスマホはなるべく見ないようにしようと思いつつ、やることがなくなってまた見てしまうという悪循環。
何故か昔の写真とか見てしまう。
難しいことを考えれば眠気が来るかと、普段考えないようなことを思案したり、仕事の仕掛品をたり。
どれもあまり効果はなく、ガーミンで測定された睡眠時間は４時間ちょっとだが、実際はその半分も眠れただろうか。
８時前に準備完了
起床時間は６時で、ここまでしか水は飲めない。
最後の経口補水液を飲みきったが、夜中もやたらとトイレに行きたくなって困った。
とりあえず、顔を洗って髭をそり、手術着に着替える。
着圧ソックスも履くのだが、これが案外手間取る。
しばらくすると、看護婦さんが来て、体温、血圧等を測定。
あとは手術の時間を待つばかり。
この空き時間が手持ち無沙汰で、最初はブログを更新していたが、テレビに切り替えた。
他の患者さんにはお茶や食事が配られるが、当然まーぶーにはない。
予定では８時に手術室に行くということで、すまほ、ガーミン、タブレットを入れて鍵かけて、準備完了。
手術室へ
ところか、直前になって何故か心電図をとるという。
なんでも、７月17日にとったものが期限切れだとか。
最終的には、心電図はとらないことになったけど、手術室に入るのは遅れてしまった。
手術室のある階に移動する前に、付き添いに来てくれた奥様に会えるのだが、少し待たせてしまった。
手術エリアに入ると、医師や本日のスタッフ（看護師、麻酔士等）と挨拶し、色々と質問を受ける。
同時に何人が手術をするのかわからないが、とにかくたくさん人がいる。
そして、いよいよ手術室へ。
５番の部屋。
全身麻酔で「腹腔鏡下虫垂切除術」
いわゆる手術台に横になる。
改めて手術の説明だが、「腹腔鏡下虫垂切除術」は臍とあと２箇所穴を開けて、内視鏡で虫垂をとる。
全身麻酔ということで、注入の準備をするのだが、やっぱりトラブル。
献血でも血が流れないんだから、逆も有りうるのか。
何度かやり直して、ようやく開始。
注入を始めた直後「ボーっとしてきました？」と聞かれたが、なんともない。
「では本格的に注入していきます」と言われても、あまり変化がなくて一瞬不安に思ったが、次に記憶があるのが「終わりました」と言われて目覚めたこと。
その後はベッドで病室まで移動し、途中奥様と会ったことも覚えているし、ボーっとすることもなかった。
手術は麻酔の量が重要ということだろう。
今日の夜も眠れるか不安
そして、ここからが長い。
今日は絶食なのは仕方ない。
それでも水を飲むのと歩行は、夕方には可能になるかと期待していたが、それもかなわず。
この狭いベッドにいるしかない。
動画は全部見てしまったら、明日以降の分がなくなってしまうので、少しセーブ。
YouTubeって、案外時間は潰せない。
スマホは会社のメールを見たり、返信したりはできるが、スマホばっかり見てるのも嫌だ。
テレビは平日だと輪をかけてつまらない。
昨日眠れなかったので、ウトウトするが、あまり眠り過ぎると夜が不安。
点滴で栄養はとれても、お腹はすくし、喉も渇くし。
今日もまた不安な夜。
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