越谷の「田んぼアート」
今回の夏季休暇中に遠出をすることは予定していなかったが、唯一今日は越谷へ。
少し前に見た「地球の歩き方 埼玉」に出ていた「田んぼアート」を見ることが目的。
たぶんこれまで越谷に行ったことはないと思う。
もちろん通りかかったことくらいはあるんだろが。
「田んぼアート」は、東埼玉資源組合第一工場の展望台から眺めるもので、7・8月は土日も営業しているというのが、事前に得ていた情報。
8月は今日だけがお休みだった
家を出たのは9時過ぎ。
普通は首都高を使うのだろうが、帰省ラッシュがスタートするこの日に高速道路を使うこともない。
環七からずっと下道だったが、2時間弱で越谷に入った。
そして、東埼玉資源組合第一工場にたどり着いたのに、どこから入っていいかわからないままグルっと一周。
そして、閉鎖された入口の看板で衝撃の情報を見つけた。
8月は11日だけがお休み。
今日は山の日という祝日だが、そんなことは全く意識していなかった。
確かに土日ではないが、あまりのショックにしばし呆然。
もちろんすぐ横に「田んぼアート」自体はあるのだろうが、そんなもの高いところに上らないとわかるわけはない。
キャンベルタウン野鳥の森
ショックから立ち直れない中、「地球の歩き方 埼玉」でチェックしていたもう1つの場所に向かう。
それは「キャンベルタウン野鳥の森」。
田んぼアートの場所から、車で10分とかからない。
実は事前のリサーチはほぼなく、何となく広大な森を想像していたら、案外狭い施設。
これまでも野鳥が見れそうなスポットには何箇所か行ったことがあるが、ほぼ野鳥が見れたことはなく、正直今回もあまり期待していなかった。
ナビに従って、公園の駐車場に車を停める。
駐車場からも、すぐに場所がわからないような野鳥の森。
いざやってくると、案外立派な施設。
入場料が100円というのが微妙。
楽園のような空間だった
すぐにエミューが目に入る。
新婚旅行でオーストラリアに行った時に見て以来か。
しかし、そこがメインではなく、ドアを開けて入るのは、網で囲われた世界。
中はそんなに広くないが、たくさんの鳥たちを目にすることが出来る。
山道を歩いていると、鳥の声はすれど姿は見えず。
木の枝のどこにいるかなんてわかるわげない。
ここでは木の枝に鳥たちがいるのがわかるし、目の前に小鳥たちがいる。
もちろん、餌場には人が餌を補給しているのだが、そんなことは気にならない。
とても幸せな気持ちになる空間だ。
キャンベルタウンとは
改めてこの施設のことを確認すると、1995年9月に越谷市とキャンベルタウン市(オーストラリア)との姉妹都市提携10周年を記念して、オーストラリアの「自然」に親しみ理解することを願って開設されたらしい。
総面積5,350平方メートルで、メインである約3,000平方メートルのバードケージの中では、オーストラリアのキャンベルタウン市から寄贈されたオウム類のキバタンやクルマサカオウム、オカメインコなどを展示しているとのこと。
田んぼアートの失敗を取り戻すには十分だった。
また来たいなあ。
来年こそは田んぼアートを見れる日をしっかり確認して、この野鳥の森とともに越谷を再訪しよう。
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