白鳥の郷
土曜日のメインの訪問先の一つである、印西市の白鳥の郷。
川村記念美術館から酒々井プレミアムアウトレット、印旛沼近辺を経て、16時くらいにやってきた。
場所的には安来みたいな雰囲気で、確かにハクチョウがいそう。
ただ、ナビで設定して残りわずかになっても、ハクチョウは見当たらない。
近づいてくると「白鳥」という小さな道案内が何箇所か出てくる。
事前にリサーチした際に、路駐になることはわかっていた。
そして、車が停まっている一番後ろに駐車。
その時に右の方を見て、ようやくハクチョウがいることがわかった。
コハクチョウに癒される
早速近づいてみる。
田んぼの中に水を張った場所があり、そこに100羽以上のハクチョウとカモがいる。
雰囲気的には松江の浜佐陀に似ているが、看板がしっかり立っていて、それなりに人がいるところは、さすがは首都圏。
浜佐陀はジョギングの合間だったり、出掛けた帰りに寄ったりだったが、ここはわざわざ来た感じがする。
コハクチョウの鳴き声に癒される。
コハクチョウの羽ばたきも見ているだけで楽しい
カモが喧嘩している姿も何とも微笑ましい。
滞在したのはわずか15分程度だったが、今シーズン最後になるであろうハクチョウを堪能すること出来た。
しかし、首都圏なのに何故こんな素晴らしい場所が出来上がったのだろうか。
来年以降も定期的に訪れたい
はじまりは1992年で、農業用の排水工事をしているタイミングで大雨が重なり、田んぼは水が溜まった状態のまま冬を迎え、偶然ハクチョウが水田に降り立ったらしい。
その時はたった6羽。
この水田を管理する出山光男さんが、毎日決まった時間に同じ服装で顔を出し、エサをあげ続けたそうな。
翌年は12羽のハクチョウがやってきて、出山さんは毎日同じようにエサをあげ続け、その翌年1993年には23羽、その後もどんどんハクチョウの数は増え、1998年には125羽のハクチョウがやってきたらしい。
1995年には白鳥を守る会が発足し、2012年には最高で1380波を記録したとか。
今期も1000羽を超えるハクチョウが飛来しているらしい。
時期的にそろそろ減ってくる頃なんだろうが、ここの雰囲気は好きなので、来年も是非訪れたいなあ。
最後は奥様の撮った写真でスライドショー。
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