誕生日は外食
53回目の誕生日。
この年になると特別にお祝いというわけでもないが、とりあえず食事には行く。
当日にするか前後にするかということはあるが、今年は計画年休でお休みにしているので、当日にお食事。
とはいえ、もともとお店が少ないことに加えて、コロナ禍では松江でお店を探すには制約がある。
奥様と行く以上、単なる居酒屋というのも冴えない。
昨年は「三代目徳平」で、ここは居酒屋の部類に入るのだが、リニューアルオープンしたばかりで、綺麗で気持ちいいお店だった。
一昨年は「こ根っこや」で、これは居酒屋がちょっとお洒落になったレベル。
「ビストロエンギ」まで歩く
今年選んだのは「ビストロエンギ」という松江駅付近のお店。
家から歩いて行ける範囲だと選択肢が少ない。
帰りはしんじ湖温泉駅までバスで、あとは歩くしかない。
松江駅付近で行きたい店が他にもないわけではなかったが、まん防以降、お店によっては夜の営業はしていない。
予約は食べログで、ここはオープンが18時なので、開店同時の18時で予約。
今日は奥様のお仕事も午前中だけだったので、昼食後は家でダラダラ。
バスは本数が少なくて、松江駅付近で1時間近く時間を潰さないといけないので、16時過ぎに家を出て、鳥をみながらブラブラ。
ただ、今日は寒くて、鳥もほとんどど見かけず、それでも17時30分過ぎには松江駅についてしまい、シャミネで時間潰し。
宍道湖で少しだけ素敵な光景を見ることが出来たのはラッキーだった。
飲み放題にはしなかった
18時少し前に着いたつもりだったが、まだお店は「OPEN」になっていない。
このあたりが松江クウォリティー。
18時を少し過ぎてから、この日最初の客として、ようやく席につくことが出来た。
予約したのは乾杯スパークリングワインのついたコース。
乾杯しつつ、料理を待つが、全般的になかなか出てこない。
しばらくして飲み放題にするかどうか聞かれたが、特別量を飲みたいわけではないので、個別注文にした。
結果的には、これは正解だった。
山陰の素材を活かした料理ではあるが
料理は山陰の素材を活かしたものという触れ込み。
最初に出て来た2品はほぼ野菜で、これはこれで良かった。
食事前にさんざん歩いたのでお腹が空いていたが、なかなかお腹が埋まらない。
3品目にアンチョビ入りのフォカッチャが出て来るということで期待していたのだが、ちょっとイメージが違った。
フォカッチャの何たるかを知らないせいもあるが、やたらと重たいし、アンチョビが丸ごとというのも食べにくい。
ちょうどビールに変えたところでもあり、これがビールには合わないというのも微妙なところ。
更に、次に出てきたのは「ヨコワとゴルゴンゾーラ」。
ヨコワをお刺身で食べたのではビストロとしての意味がないのだろうが、クセのあるゴルゴンゾーラなので、魚の味がほとんどしない。
これはこれで臭みがないのかもしれないが、チーズの味しかしない。
奥様は強いチーズが苦手なので、ほとんどまーぶーが食べることに。
飲み物が今一つ
次に出て来た「ヤリイカとバジル」はとても美味しかった。
このあたりが求めていた味といったところ。
ただ、奥様の2杯目の注文で問題が。
ここの売りのひとつであるfresh fruit sourというメニューがあり、色々と種類があるはずなのだが、今日はレモンとグレープフルーツしかないという。
奥様がグレープフルーツを注文したのだが、搾ったあとのグレープフルーツが入っていて、これを取り出さないと飲むことが出来ない。
これがデフォルトなんだろうか。
メニューにはレモン泡サワーというのがあったので、まーぶーが後で注文したら、そちらは機械の都合でないという。
このあたりも松江クウォリティー。
結局まーぶーがハイボールを2杯追加しただけで、明らかに飲み放題にする必要はなかった。
ワインの銘柄も今一つだし。
コースの提供も時間がかかった
その後の料理はカツレツ、パスタ、アイスクリーム。
パスタではなくパエリアと思ったら、そうめんみたいに細いパスタ。
ネットの情報と違うのは最近の問題なのか、松江クウォリティーなのか。
店は特に混んでいるわけでもないが、金曜日なのでそこそこの入り。
ただ、コースの提供に時間がかかり、アイスクリームが出る頃には20時をとっくに過ぎている。
とりあえず、今日買い足した夜市チケット(夜限定中心)で支払いを済ませ、外へ。
インテリアも含めて、なかなか微妙なお店だった。
バスと歩きで帰宅
お店を出た時点で残りのバスは2本だけ。
そのうちの1本になんとか乗って、いつものスーパーの近くで降りて買い物をした後に、10分ちょっと歩いて帰宅。
たぶん、こういう夜の過ごし方は松江独特だろう。
来年の誕生日はどんな感じだろうか。
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