米村本店で購入
今飲んでいる、というか、ほぼ飲み終わりつつある日本酒が、益田市の桑原酒造が醸している「扶桑鶴 純米 無ろ過生原酒」 。
買ったのは11月27日で、市役所近くの米村本店。
最近日本酒を買うのは、槙戸天狗堂か酒屋の宇山のどちらかが多い。
米村本店は通販もやっているようで、ホームページは充実してはいるが、お店そのものは小さい。
この日も冷蔵庫の中を覗いて、価格的に買えそうな2本の中から選んだのがこれ。
まーぶー評価は3.5
扶桑鶴はかなり前に買ったことがあり、その時の印象がとても良かった。
どこにでも売っているような銘柄ではないので(案外県外の有名酒販店の方が買えるかもしれない)、その後なかなか巡り会えなかった。
この時点では、今回買ったものと、前回絶賛したものが同じスペックであることは分かっていなかった。
生酒ということもあり、こちらは冷酒でいただいた。
アルコール度数高めだし、突き抜けるようね辛さもある。
日本酒のことをブログに書く時は、事前にネットで色んな評価を見るのだが、その中のひとつに次のように書いてあった。
「流行りの華やかさも、流行りのジューシーな甘さも、一切期待しないで下さい。地味です。ドライです。果実的でない酸味がビシッと効いています」。
実にうまく表現出来ている。
まーぶー評価は3.5。
ちょっと違和感
しかし、ちょっとして違和感もあった。
突き抜ける辛さほ酸味からだとして、前回こんな酸味を感じだろうか。
この辛さ、もう一歩進むと嫌いな部類のもののような気もするし。
前回の記事には評価の数値は出ていない。
ただ日本酒のまとめページ(ここは1年以上メンテしてないなあ)を見ると、4.5というこれ以上ないくらいの評価をしている。
また、記事にコメントをくれたセカンさんとのやり取りでは「ざらざら感」と表現している。
濃厚かつ雑味も混じった米の旨味を表現したものだろうが、今回そういうものは感じなかった。
一番気になっているのは「令和3年3月」という製造年月。
開栓前とはいえ、製造から8ヶ月の販売はありかなあ。
ということで、少しモヤモヤ。
スペック
酒質:純米酒
原材料:米(国産)・米麹(国産米)
使用米:神の舞・きぬむすめ
精米歩合:70
アルコール分:18度以上19度未満
酵母:協会7号
コメント
8ヶ月は微妙な時間な気もするけれど、生熟っぽさが始まっているのかもしれませんね。
生熟は好みが振れるから、その辺かも。
私の純米燗酒師匠は、ストライクゾーンかなり広めなのに、生熟だけは苦手でした。
本日飲み終わりました。
こういう味だと思えば何ともないものなのかもしれませんが、前回の印象が良かったので。
そろそろ身近な酒屋で買える日本酒が尽きてきました。