4連休明けはいきなりの会議。
体がだるいったらありゃしない。
ここのところ、会議終了後は飲みに行くパターンが続いていたが、今日はパス。
ということで、再び4連休の話。
石見銀山に泊まるとして、その前後で行きたかったのは、三瓶山と温泉津。
松江に来て、益田に行く途中に最初に見た「温泉津」は読めなかった。
「ゆのつ」というところが、温泉として渋い場所だと知って、一度は行きたいとは思っていた。
今回しまねプレミアム宿泊券を購入した際にも、温泉津での宿泊を考えた。
しかし、どこも古い旅館ばかりで、基本和室しかない。
温泉の泉質は良いとして、近代的な建物とは一線を画したような歴史のある建物ばかりのよう。
今回実際に行ってみて、その通りだということがわかった。
石見銀山同様、温泉津も山と山に囲まれた細長い街で、道路も細い。
車のすれ違いさえ、難しい。
近くの観光案内所前の駐車場に車を停めて、しばし散歩したが、街並みは風情があるし、昭和も初期といった雰囲気で、それ自体は悪くない。
石見銀山の最盛期には、ここから銀が運ばれたというから、当時はどれだけ繁栄していたのかわからないが、その面影はまるでない。
共同浴場の薬師湯はそのレトロ感に惹かれたが、ここの駐車場に車を入れるのは難しそう。
この4連休が特別としても、なかなか実際にこの温泉に入りに来ることはなさそうだ。
温泉津に来た最大の目的は焼物の窯。
「やきものの里」という施設があって、そこには登り窯があるというので、実際に見てみたいと思った。
やきものの里にやってきたが、案外こじんまりした施設。
さすがに創作体験や陶芸教室というわけにもいかない。
登り窯は複数の窯が階段状に連なった形をしていて、それぞれの窯には横口と呼ばれる薪を投げ入れる小窓があり、上段の窯とは底部の格子状の窓でつながっており、下の段で焚いた温度が次の窯へ伝わり効率よく焼成ができる仕組みになっている。
最盛期には10数基の登り窯があり松割木を焚く煙に覆われいたらしい。
現在2基の登り窯が保存修復され残っているが、登り窯に炎が入る のは、年2回の「やきもの祭」の1週間前だけらしい。
実際に炎が入るところを見たら、感動的だろうけど。
温泉津焼きの窯元はやきもの里のすぐ近くに3つ点在しているということで、散策してみることにした。
登り窯の脇を上って行くと、いくつかの民家がある。
地図を見ると、大きな道路にたどり着くはずだが、案外わかりにくい。
出口を目指してさ迷っていると、「椿窯」の文字が見えた。
「やきものの里」の中にも展示販売のコーナーがあり、「椿窯」と表示されているものも多数。
声をかけて器を見ていると、店主というか窯元と思しき方が出て来て、とても丁寧に説明してもらった。
場所柄、1日に頻繁にお客さんが来るとは思えないが、展示もしっかりしている。
お皿に描かれた小さな赤い椿、湯呑やカップに模られた椿の模様。
色々買って帰りたい衝動にかられる。
茶碗と迷った末に、ここは奥様の選択で湯呑に決定。
湯呑の椿の模様は手作業でつけられているので、同じ色の器でもひとつひとつ椿が違う。
奥様がじっくり選んだ2つを購入。
価格も「やきもの祭」の時と同じにしてくれた。
10月17日、18日の「やきもの祭」では、大きな甕を焼くということで、その実物も見せてもらった。
その日は出来たばかりの、まだ熱い焼き物を見ることもできるという。
「やきものの里」への帰り道には、別に「椿窯」というところがあった。
我々が訪ねたのは「(有)椿窯」と別物のようだが、たぶん関係があるのだろう。
あとの一つは森山窯だが、3つしかないというもの寂しい話。
また再訪したいし、いつまでも続いて欲しい伝統。
「石見銀山の銀の積み出し・交易港としても栄えた温泉津港はリアス式海岸。大型船舶の寄港可能な天然の良港で、はんどと呼ばれる水がめに代表される温泉津焼がここから全国へ積み出されました」なんていうのは遠い昔の話。
でも、なんだか印象深い温泉津散策となった。
温泉津
【ダイエットログ】
体重 | 72.0 |
体脂肪率 | 21.2 |
朝食 | 納豆ごはん★味噌汁☆トッポ |
昼食 | 鶏肉とナスのアラビアータ★ミニサラダ&ガーリックトースト☆アイスコーヒー[オルタッジョ] |
夕食 | 油揚げきゅうり雑魚の炒め物★鶏肉白菜煮込み☆生野菜サラダ★一番搾り-☆燗酒1★ハーゲンダッツミニ |
おやつ・夜食 | おはぎ |
摂取カロリー | 2558 |
消費カロリー | 2210 |
体調 | 3:普通 |
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