月山 芳醇辛口純米 しぼりたて無濾過生原酒

現在飲んでいる、というか、今日飲み終わった日本酒が、島根県安来市吉田酒造が醸している、月山 芳醇辛口純米 しぼりたて無濾過生原酒。
14日に珍しく自転車でウロウロした際に、籠屋の冷蔵庫から選んだもの。
たったの１本がなかなか決まらなくて、最後は安来市が決め手。
去年のえびだいのついでに行った足立美術館、ふるさと納税のお米と、何かと縁がある。
この蔵について調べてみると、創業は1826年(文政9年)。
日本酒発祥の地「出雲(島根県)」の東部に位置し、緑豊かな自然環境に中山間地で、戦国時代山陰地方を統治していた尼子氏の居城「月山富田城」のある城下町のようで、島根なのに「月山」とあるのは、ここが由来。
このお酒は辛口を標榜しているので、あまり好きなタイプではないと思っていたが、飲んでみるとドンピシャ。
辛口と言っても旨みが強いし、舌触りもいい。
後口はむしろ甘く感じるが、このあたりは日本酒度+ 7.0という数値だけでははかれないところなんだろう。
そのうち燗でも飲もうと思ったら、消費ペースが早く、ぶりが届いて、刺身、しゃぶしゃぶに続く、今日の塩焼きで、完全に飲みきった。
このしぼりたて無濾過生原酒は時期をしぼった限定ものらしいが、来年も飲めるといいなあ。