十一州 純米吟醸

今飲んでいる日本酒は、北海道の日本清酒が醸している、十一州の純米吟醸。
北海道の酒を一升瓶で買うのは初めて。
まだ飲んでいない地方の酒を選ぶことは多いが、そもそも北海道のお酒はあまり売ってない。
あまり評判も良くないから、無理に買おうとは思わないし。
それが３月末に小山酒店に行った際に、ふと目について買ったのがこの１本。
“十一州”とは『北海道』のことで、明治改正後、北海道を１１ヶ国８６群にわけたことに由来しているらしい。
現日本清酒の前身蔵元の１つであった余市酒造の銘柄として明治時代に十一州が全道に流通されていたとのこと。
その復刻版らしく、北海道の酒造好適米吟風と北海道産の米麹だけで醸し上げた純米吟醸というのが、このお酒の説明。
それにしたって、もっと田舎ならともかく、作ってるの札幌市だしなあ、なんてあまり期待せずに飲んでみた。
すると、思ったほど悪くはない。
それなりにまとまっているし、米の旨みも感じられる。
ちょっと北海道を侮っていたかもしれない。
この蔵自体は千歳鶴という銘柄が主体のようで、それなりに人気はあるようだ。
今のところ、在庫がこれ一本なので、冷蔵庫の中に入れていて、冷酒で飲んでいるが、燗も試してみよう。
筋肉痛も未だ収まらないが、とりあえず今週もあと１日。
週末はがっつり動けるようにようにしておかないと。