嘉山 純米吟醸 越淡麗無濾過原酒 うすにごり

この３連休最終日に小山酒店で日本酒を購入。
予定では２本買おうと思っていたら、発泡酒その他を購入したあとでお金が足りなくなり、やむなく１本だけ。
となると、選ぶのも真剣になるのだが、今ひとつピンと来るものがない。
雄町で選ぼうと思ったが、値段も高い。
そこで目に付いたのが、この嘉山のうすにごり。
新潟の酒というのはあまり好みではないが、村祐や鶴齢のような例外もある。
うすにごりはだいたい成功しているし、何よりもこの小山酒店の依頼で出来た酒というところが気に入った。
飲んでみると、ほぼパーフェクト。
甘さ、苦さ、旨さ、奥の深さ、そして舌にしみる酸と全てに言うこと無し。
こういう酒はチビチビ飲んでも濃くて美味いから、一合で満足。
ちなみに、小山酒店から小黒酒造への依頼は、 ①香りがあること、②甘いこと（上品な甘味）、③酸味があること、④甘味と酸味がバランスしていること、⑤全体に味が丸いこと、⑥キレがあること、⑦後味がいつまでも残らないこと、
だそうだ。
なるほど、うまく表現するもんだなあ。
越淡麗という米が、山田錦と五百万石を掛け合わせたものだというのも、初めて知ったが、調べてみると、面白いもんだ。
ただ、この酒は日本酒をあまり飲んだことのない人、特に女性に人気らしく、合う料理もチーズ系らしい。
まあ、白ワインみたいなもので、相変わらずまーぶーの趣味は一般の日本酒好きとは違うらしい。
まあ、美味けりゃ何でもいいけど。