第１回富士山マラソン（スタートまで）

いよいよ富士山マラソンの当日。
とにかくスタートが８時１５分だから、朝が早い。
昨年旧河口湖マラソンを見に行ったが、５時３０分に家を出て、スタートにギリギリつけるかだったから、今回は３時３０分起きで、４時出発。
朝食もあらかじめ買っておいたので、どこにもよらず、途中パーキングエリアでトイレに行っただけ。
「河口湖出口渋滞３キロ」の表示があり、その最後尾についたのは５時すぎ。
その後、きっと出口は２列になっているに違いないと勝手に思い込み前に進むも、結局列に入れてもらい、残り１キロの位置についたのが、５時２０分。
実際のところ割り込みをしてしまったわけだが（これ自体は深く反省）、真面目に渋滞に並んだ人達って、いつから並んでいつインターを出れたんだろう？
とにかく、ここからが前に進まない。
１時間たってようやく残り３００メートルくらい。
ここで奥様に運転を代わってもらい、走る準備に専念。
７時に辛うじて、出口への側道に到達するも、駐車してからスタートに間に合う可能性はゼロと判断し、あとの運転は奥様に託すことにして、歩いてスタート地点へ向かうことにした。（約３キロ）
本来ならば終了後の着替えなんかも持っていきたいところだが、荷物預けにも間に合わなさそう。
そうなると最低限の荷物ということになるので、半袖にアームカバーと薄手のウインドブレーカーという出で立ち。
途中温度表示を見たらマイナス１度。寒いわけだ。
インター横の事務所でトイレを借り、インターを歩いて外に出た。
スマホがあるので、道に迷うことはない。
同じような行動をした人は多いようだが、皆さんシャトルバスまで歩いただけみたいで、河口湖駅までは歩いている人を見かけなかった。
奥様に財布まで預けてしまったので自動販売機でドリンクを買うこともできず、河口湖駅前のセブンイレブンでりんごジュースを購入。
結果的には、この１本は大きかった。
どうにかスタート地点に着いたのは７時４５分。
陸連スタートということで、ほぼスタートラインの後ろに陣取ってスタートを待つが、とにかく寒い。
今回の富士山マラソン、ゲストはやたらと豪華。
相変わらずわけわかんない話をする瀬古さん、テンション高くかつ短くまとめた有森さん、ランナーの替え歌を披露したサンプラザ中野さん、オバマ再選で命がつなかったデンジャラス、そしてスターターはなぜか菅原文太さん。
話そのものはあまりにも短くて意味わかんなかったけど、「ランナーの皆さんは仁義を守って走りましょう」という素敵なフォローのあと、８時１５分にスタート。
スタートロスはわずか１２秒だったが、渋滞のためにここにたどり着けなかったランナーが数千人にのぼることは知る由もなく、奥様が車の中でどうしているのかが最も心配という状態だった。