すでに次の神戸に向けてスタートしたわけだし、明日から(というか今日から)の仕事の方が心配だが、やはり大阪マラソンはしっかりと振り返っておきたい。
まずはスタート前。
荷物を預けてからスタート地点までの目安が30分となっていたが、確かに20分くらいはかかった。
その間にトイレに行き、お腹のゆるさを解消したし、その後少し走ったりしたが、実際のところアップはそれだけ。
まあスタートしても混雑でそんなに走れないことを思うと、これはこれで良かったが、神戸は陸連スタート。
もう少ししっかりアップはしないといけないだろう。
スタートロスが5分36秒というのは意外と短かった。
あと、グロスでサブ4を狙うのなら、最初からこの時間は把握しておくべきだったろう。
ここから先で一番まずかったのは、事前にコースをイメージしていなかったこと。
何となく大阪の中心地くらいにしか思ってなかったが、実は大阪の街はあまりわかってない。
今思えばもう少し地理を把握しておくべきだった。
もし第2回以降出ることがあれば、今回の経験は役に立つだろうが。
前半はキロ5分30秒のイーブンペース。
心肺は問題なかったが、左足の脹脛が早い段階から痛くなった。
原因はよくわからないが、最後までよく我慢できたものだ。
給水はとにかく充実していた。
ただ、止まって飲むランナーがいるのは困りもので、それを避けるためにいくつかのテーブルをやり過ごしてからとっていたが、何度かこぼしてしまった。
兄貴が声をかけた瞬間も、丁度給水のテーブルから遠ざかろうとしていたところだし。
あの給水のあとくらいから、ちょっとしんどくなった。
ペースを維持できる自信はなかったが、走り切れるような気はしていた。
心肺は問題ないが、足は痛い。
あとはエネルギー補給。
最初のエイドでバナナを食べ、もらった飴の袋を開けようとしたら、中身を落としてしまった。
ここで自分が持っていた飴に切り替えたが、結構長持ちして良かった。
次のエイドの手前(26キロくらい?)で、持っていたザパスピットインを投入。
味としては悪くないと思うが、果たして効果はどうだったんだろう?
ここのエイドではクリームパンを二つもとって頬張ってしまったが、後のことを考えれば、そんなに食べる必要はなかったかもしれない。
ここから先は西成区で、とにかく子供からおばちゃんまで熱い応援だった。
たぶん神戸の須磨や垂水ではこんな応援は受けられないだろうが、ハイタッチしまくりの楽しい瞬間の連続で、ここで頑張れたのが大きかったと思う。
32キロ地点のエイドはミニトマトから始まり、海苔巻、漬物、どら焼き、いなり寿司、まんじゅう等などとにかく豊富。
ここにこんなに集中する必要があるのかどうかは疑問だったが、タイムを意識していなければ、全部食べたい感じだった。
たぶん僕より後ろのランナーはたっぷり食べたんだろう。
ここではいなり寿司とどら焼きを手にとって、思わず歩いてしまった。
1年前のしまだ大井川では、やはり33キロの大エイドステーションまでは歩かずに来たが、そこから先は歩きまくり。
一瞬そのことを思ったが、30秒くらいで再び走り出すことができた。
足の痛みはあるが、やはり去年と違って、ピンポイントで激しい痛みがあるわけではない。
とはいえ、そこから先は1キロ1キロは長かったのは同じ。
でも声援が素晴らしかった。
一番きつかった南港大橋も人がたくさんいた。
神戸では自動車専用で、全く応援のない区間が数キロ続く。
このあたりの精神力は、いかにそれまでに余力を残しておくかで決まるだろう。
南港大橋を渡ってしまえば残りは4キロだから、走り切れることは見えてきた。
ここで沿道から「ここからキロ5ならサブフォー行ける」との声援。
もちろん周りのランナーから「今からキロ5なんて無理」の大合唱。
でも、一瞬だけやってみようと思ったが、キロ5は500メートルともたなかった。
たぶん最後もキロ5分30秒で押し通したんだろう。
ゴールの瞬間の映像を見たが、やはり足の回転が悪い。
後ろに送り出した足の戻り方がどうも変で、たぶん垂直に上がろうとしている感じ。
これを前方の向けて力を出したいのだが、どうもそういう走りができない。
神戸までどうせたいした練習はできないから、この部分にこだわってみようか。
とにかく今回はエイドの一部を除いて走り切った。
もちろん心肺を途中で追い込まなかったことが良かったんだろう。
でももう少し速いペースで走りたいという気持ちもある。
まあ、神戸でいまさらそんなことを言っても仕方ないし、陸連スタートだがら、今回と同じ走りができればグロスでもサブ4は達成できる。
まあ東京に向けては、また考えるんだろうな。
最後の問題はガーミン。
最近電池のもちは怪しいし、距離もうまく合わない。
今回は1キロごとのラップが早くきてしまい、ラップが60を超えてしまった。
神戸ではオートラップはやめるとして、実際の距離より1キロも進んでいると、精神的にきつい。
大阪マラソンそのものの運営としても、距離表示をせっかく人が持っているのに、それが低い位置にあってわかりにくかった。
まあ、そんなものに頼ってはいけないのかな。
まずは神戸、そして東京と続くが、せっかく第1回に参加したこの大会、来年も出たいが倍率はさらに高くなるんだろうな。
記念すべき第1回に出たということだけでも誇りに思うべきだし、この大会が将来もずっと盛り上がってほしいというのが一番の願いかもしれない。
楽しいマラソンに参加して充実した1日を送れた。
これをしっかり自分の生活の糧にしていこう。
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