京王百貨店の駅弁大会
19時くらいに奥様からLINE。
京王線で人身事故があった影響で、足止めを受けているという。
その時ふと思いついた。
少し前に会社に京王百貨店の人が来ていて、駅弁大会の話をしていた。
たまには弁当を買って帰るのも悪くない。
昨日20時20分過ぎに新宿駅に着いた時に看板を見たら、百貨店そのものは20時30分まで営業しているけど、駅弁大会自体は20時終了。
奥様に弁当を買って帰ることを宣言した以上、さっさと仕事を片付けて帰るしかない。
ところが、やり出した業務がなかなか片付かず、会社を出たのは19時40分。
直送のお弁当から選択
速歩きで京王百貨店に入り、エレベーターで７階の催会場に着いた頃には、残り10分ちょっと。
ちなみに、現在開催されているのは「第59回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」というもの。
必ずしも駅弁だけではないが、今日の場合は駅弁に絞るしかない。
駅弁も、その場で作っているものと、作ったものを直送しているものに分かれる。
その場で作ったものの方が美味しそうにも思えるが、ほとんどが売り切れだし、残っているもので値引きをしているものは、列が出来ている。
複数の場所に並んで買う時間はないわけで、直送した弁当が集中して売られている場所から選ぶのが効率的。
もちろん人気のものは売り切れているが、それでも20種類くらいの中から選べる。
あとは勘で、海鮮系から１つ、肉系から１つ選択して購入。
電車のダイヤは乱れていた
意気揚々と京王線の駅に来て、現実に引き戻された。
今日駅弁を買おうと思ったきっかけは、京王線の人身事故。
当然完全には復旧していない。
普段なら急行に乗って、つつじヶ丘で乗り換えれば、30分ちょっとで家に着く。
不通になっているのは武蔵野台から先のようで、見たところ各停は動いている。
とりあえず真っ先に出る各停に乗り、笹塚で区間急行に乗り換え。
この作戦はうまくいったかと思いきや、前に電車がつかえているのか、なかなか進まない。
つつじヶ丘で再び各停に乗り換えると、ここで急行を待つ。
どうやら新宿駅で急行を待ったほうがスムーズだったらしい。
それでも新宿駅を出てから40分くらいで家に着いたから、この状況ではましな方だろう。
敦賀と松江のお弁当
家に帰って、早速買ってきたお弁当を食べる。
まず最初は、福井県敦賀駅の「小鯛かに寿し」。
北陸新幹線はこの春に敦賀まで延伸する。
父親の出身高校のある敦賀は縁のある場所だ。
能登半島の地震もあり、北陸のものを買おうと思ったが、石川県、富山県のものは見当たらなかった。
鯛もかにも美味しくいただけた。
駅弁のお寿司に外れはない。
続いて「島根牛すき焼きもろみ丼」で、こちらは松江駅で売られているものらしい。
肉のお弁当はどれも似たように見えるので、山陰ものにしてみた。
実際には松江駅なのか、出雲市駅なのかわからないが。
食べてみた感じは至って普通で、これは名物にはならないな。
お弁当２つで３千円ちょっと。
贅沢だけど、たまにはいいか。
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