船が見たかった
今日も昨日の続きで、横浜のぐるっとパス。
横浜駅からみなとみらいに移動し、ランドマークプラザで麻婆豆腐を食べた後にやってきたのは、帆船日本丸&横浜みなと博物館。
今回ぐるっとパスをあまり有効活用出来ていない中、あえて横浜にしたのはこの「帆船日本丸」が見たかったから。
以前富山マラソンに行った際に、前日の観光で新湊の「海王丸パーク」で帆船を見たのだが、これが案外面白かった。
ちなみに、海王丸パークは無料だった。
帆船日本丸
ぐるっとパス上は「帆船日本丸&横浜みなと博物館」でひとくくりとなっているが、帆船日本丸が400円で、横浜みなと博物館が500円、セットで800円てな具合。
QRコードを読み込んでセット券を受け取り、早速船の中に入る。
さて、この日本丸だが、1930年に建造された練習帆船。
1984年まで約54年間活躍し、地球を45.4周する距離(延べ183万km)を航海し、11,500名もの実習生を育ててきたらしい。
1985年4月より、みなとみらい21地区の石造りドックに現役当時のまま保存し、一般公開しているらしいが、ぐるっとパスを確認するまで、この位置に帆船のあるイメージはなかった。
実際にすべての帆をひろげる総帆展帆に日も月に1~2回あるらしい。
ベッドが狭いがマストは壮観
当然この日は帆は広げていない。
それでも、船のマストは見上げるだけで壮観。
船の中も面白いが、ほとんど海王丸と同じイメージ。
船長等一定の位になると、それなりに広い部屋になるのだが、ベッドはかなり狭い。
まーぶーでも収まりきらないんじゃないかという大きさ。
とはいえ、船の中には様々な設備があり、こんな古い時代とはいえ、これを制御するのは大変なんだろう。
まーぶーは船乗りにはなれないタイプだろうな。
ちなみに、日本丸も海王丸も横浜や新湊にあるのは初代。
2代目は今も世界の海で活躍中らしい。
それはそれで、寄港した際に中を見てみたいもの。
今のものはもう少し快適なんだろうなあ。
横浜みなと博物館は立派
帆船日本丸を下りると、すぐ目の前に横浜みなと博物館。
ここも当然知らない施設だったが、この6月にリニューアルオープンしたらしい。
もともと1989年3月に開港130周年を記念して「横浜マリタイムミュージアム」がオープン。
2009年4月には名称を現在の「横浜みなと博物館」とし、「歴史と暮らしのなかの横浜港」をテーマとしていたようだ。
そして今回、開港の歴史を模型と映像で演出した展示、港をダイナミックに体感できるVRシアターの導入、ガントリークレーンシミュレーターの設置等、体験型コンテンツを充実させたとのこと。
さすがは横浜だし、最新の設備ということで、実に見やすいし、工夫のこらされた展示。
山陰を基準にすると、夢のような施設だ。
じっくり見たら1時間以上は楽しめそうだが、サーっと見て通過。
柳原良平アートミュージアム
横浜みなと博物館に併設されているのごさが、柳原良平アートミュージアム。
誰だろうと思ったが、トリスウイスキーのおじさんの絵ならおなじみ。
船や横浜港の絵がたくさん展示されているのだが、これが素晴らしい。
船の大きさと、人間の対比が面白い。
レプリカを家に飾りたいくらいだ。
一番びっくりしたのは、1983年の大阪世界帆船まつりのポスター。
まーぶーはこの帆船まつりを見に行っている。
一応写真を撮ったはずなのだが、当時は望遠レンズもなく、ろくな写真は撮れなかった。
一緒に行ったのは、唯一小中高と同じ学校に通った友人。
大学以降は会ってないが、あいつはどうしてるかなあ。
そんな懐かしさも加わって展示を楽しめた。
そして、その後はYOKOHAMA AIR CABINへ。
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