全英女子オープンを堪能

ゴルフは年に数回プレーするが、ゴルフ中継というものはほとんど見ない。
別にＰＧＡがどうということではなく、土日の午後に数ホールだけ中継しているのを見ても面白くない。
特に好きなゴルファーはいないし、プロのプレーを見て何かを得ようとも思わない。
唯一ゴルフ中継を見るとすると、深夜にやっている海外のメジャーツアー。
ここで日本人が上位争いをしているのをたまたま発見すると、そのまま夜更かしして観てしまうパターン。
今回は全英女子オープン。
キントラから帰ってきて、そのまま起きていたら、はまってしまった。
比嘉真美子選手が２日目後半で優勝争いに絡んでいた。
恥ずかしながら、比嘉選手のことは、大相撲の勢関の婚約者というくらいしか知識はなく、プレーを見るのは初めて。
その比嘉選手のプレーに加えて、バンカーだらけのロイヤルリザム・アンド・セントアンズＧＣの厳しさに見入った感じ。
リンクスは風が強いし、ラフは深い。
グリーン周りのバンカーは深くてもプロは見事に脱出するが、フェアウェイバンカーで出すだけというのはしんどい。
17番の比嘉選手のボールが見つからずにロストボールとなり、ダブルボギーとなった時は、ガッカリして感情移入。
それと放送が深夜らしく静か。
解説が唯一全英女子を制覇しているレジェンド樋口久子と戸張捷という絶妙な組合せ。
樋口久子以降は岡本綾子と続いて、以降は強い選手が出ても長続きしないのが日本の女子ゴルフ。
宮里藍も引退しちゃったし。
翌土曜日も日曜日も、３日目、最終日をテレビ観戦。
さすがに最終日は比嘉選手がトップから大きく離れ、優勝を見届けると３時くらいになりそうなので、途中で断念。
結果的にはジョージア・ホール（英）が通算１７アンダーで優勝したが、この選手初めて聞いたし、メジャー初制覇。
終盤までトップを走っていたポルナノン・パトラム（タイ）が２位だが、他にもタイの選手がいて、その活躍ぶりにビックリ。
３位は韓国のユ・ソヨンだが、他にも韓国勢はたくさん上位に。
日本の校内ツアーを含めて韓国の女子プロはとにかく強いが、それが韓国国内の育成なのか、国外で修業しているのか、実は知らない。
そして比嘉真美子選手は４位タイ。
途中左に引っ掛けることが多くなって心配したが、なんとか上位を保った。
次に期待したいし、久々に日本人のメジャー制覇も見てみたいもの。
ということで、久々に堪能したゴルフ中継だが、途中で寝たとはいえ、やはり今日は寝不足気味。