昨日までの旅行の中で、最も意外性があったのが、十和田市現代美術館。
つい数日前までは全く行くことになっていなかったが、奥様が美容院で見た雑誌に出ていて気にいったらしく、ガイドブックにも大きく出ていた。
個々の展示室を独立させ、建物を分散して配置し、ガラスの廊下でつなげているのが特徴で、官庁街通り全体を1つの美術館に見立て展開いるとのこと。
つまり、有料の美術館のみならず、その周りのオブジェも楽しめるということ。
美術館というものの性格に加え、屋外も見るとなると、1時間では難しいだろう。
2日目に行ったのでは、その後の津軽半島の日程が厳しくなるので、1日目の八幡平を止めて寄ることにした。
それでも、閉館時間は5時だから、遅くとも4時には着かねばならない。
おかげで十和田湖は端折り気味だったが、まあ仕方ないだろう。
実際に美術館に着いたのは3時30分過ぎだから、だいたい計画通り。
中に入る前に目につくのが、フラワー・ホース(チェ・ジョンファ)と夜露死苦ガール2012(奈良美智)。
そしていよいよ中へ。
現代美術館というのは、どうにもとっつきが悪く、ほとんど行ったことがない。
唯一記憶にあるのが富山マラソンの後だと思っていたが、よく見たら富山県立近大美術館だった。
近代と現代ではそもそも違うが、美術としてはどうなんだろう?
どちらも作品を見てうなるばかりだし、正直この美術館にも似たようなところはある。
展示室ごとに1個の展示品なので、その意味がわからなければその部屋そのものがよくわからない。
わからない、というのは作者の意図がわからないということで、ほとんどが大きな作品なので、実際のところはなんとなく楽しめる。
人口約6万6千人の十和田市において、開館後わずか4日で入館者1万人を突破し、開館から6年目の2014年8月には累計100万人の入館者数を突破したということだが、実際のところ「なんとなく楽しい」といったところなんだろう。
こういう美術館が地方あって、観光客がたくさんあるというのは良いことだと実感。
常設展に加えて企画展だが、十和田市現代美術館の10周年を記念して開催されている、アジアを代表する世界的美術家 スゥ・ドーホーの個展。
当然のようによくわからない。
美術館を出ると、外のオブジェヘ。
愛はとこしえ十和田でうたう(草間彌生)なんてのは、公園みたいでみんなが楽しめる。
ファット・ハウス/ファット・カー(エルヴィン・ヴルム)なんてのは、見てるだけでも楽しめる。
外にあるものは当然無料で見れるわけだから、それはそれで価値がある。
外は15分程度で切り上げたので、全体で1時間ちょっとの滞在だったが、なかなか有意義な時間。
こういう場所って、もう一度行ってもいいかな、って気にさせるから不思議。
事業費の90%以上に相当する22億8400万円は、青森県が抱える六ヶ所村核燃料再処理施設や放射性廃棄物管理施設から得られる電源三法交付金で賄われているらしいが、まあそれも仕方ない。
そして、この日は奥入瀬渓流ホテルに向かったのだった。
十和田市現代美術館
【ダイエットログ】
体重 | 68.6 |
体脂肪率 | 17.9 |
朝食 | スパゲティー☆あんバターサンド |
昼食 | 惣菜パン[コンチェルト] |
夕食 | お好み焼き★豆腐☆トマト胡瓜レタスの漬け置きサラダ★豊醸ドライ-☆淡麗プラチナ★焼酎ロック☆マリー |
おやつ・夜食 | |
摂取カロリー | 2240 |
消費カロリー | 2599 |
体調 | 3:普通 |
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