どうなる多摩センター

会社に入ってからもうすぐ26年。
そのうち多摩センター勤務は、15年と３ヶ月になり、約６割。
となれば、それなりに愛着のある街なのだが、どうにも寂れている感がある。
勿論、遅れたとはいえモノレールも開通したし、企業も少しは増えた。
ただ、ことお店ということになると、そごうの倒産以降、三越の撤退を含め、あまり明るいニュースはない。
そんな中で気になることが３点。
まずは、三越の撤退以降閉鎖となっていた、ココリア多摩センター地下の食品コーナーが３月中旬にオープンするらしい。
実際どういうお店が入るとか、ホームページを見ても全く情報はないのだが、建物自体にそう貼っているのだから、間違いないだろう。
「ココリアフードマルシェ」かあ。
高級路線はあり得ないだろうが、どういう客層をあてにしているのか。
ここである程度弁当とか食べれるようになると、昼食のバリエーションが広がる。

次に気になるのが、モノレールの駅前に出来るらしいマグレブWEST。
昨年の秋に駐車場だった場所が急に閉鎖されて工事が始まった。
この春にも新しいお店が出来るらしい。
ただ、何たってこの段階でテナントを募集しているというのだから怪しいもの。
マグレブそのものは駅前にEASTがあるのだが、それ自体がかなりガラガラ。
特に飲食店はひどいことになっている。
さすがにパチンコ屋ということはなさそうだが、コンビニ＋αくらいしか入らないのではないか。
ここに一つでも二つでも飲食店が入れば、ずいぶん楽になるのだが、あまり期待しない方がいいんだろうな。
モノレールやバスに乗る人が通過する場所ではあるが、大きくお金を落とす場所でもなさそうなので、とりあえず完成を待とう。

最後は小田急の線路の下にあったOdakyu MARTが１月末で閉店になっていたこと。
普段滅多に通らないので全く気付いてなかったが、ここの１階２階をまとめて小田急マルシェ多摩センターとなっていて、そのホームページを見ても、まだ閉店したことが書かれていない。
24時間営業である必要はないと思うが、いきなり閉店とは。
昔朝緑茶の紙パックを毎日買っていた時期もあったが、その時の印象ではお客さんいっぱいいたんだけどなあ。
ここは奥にTSUTAYAがあって、それなりに利用していたのだが、TSUTAYAは昨年８月末でなくなっていた。
まあそれすらす知らなかったのだから、まーぶー的には利用価値がなかったんだろうが。
多摩センターに住んでいる人は、この街の中で完結する必要はないし、車社会だから駅前はあまり栄えない。
それなりに企業はあるはずで、多摩センターの駅は利用しているはずなのに、そこのお店は行かない。
昼食難民は多いような気がするのだが、お店としてトータルで考えれば、昼だけ営業するわけにもいかない。
この春多摩センターは少しでも華やかになるのだろうか？