甲州街道ラン３日目（矢川～高尾）

結局、色々迷った末に、甲州街道ランの続きをすることにした。
前回の終わりが矢川という中途半端な場所なので、もう少し先に進めたい。
もちろん明日でもいいのだが、幸い今日朝方は曇りで、灼熱地獄ということはなさそうだ。
いつも出勤するのとほぼ同じ時間に家を出るが、その姿はリュックを背負ったランニング仕様。
国領から稲田堤を経て、南武線で矢川に向かうのだが、結構混んでいて、いかにも仕事にいかない雰囲気の自分が恥ずかしい感じ。
矢川の駅を９時前に出発し、すぐに20号に出て、前回の続きを再開。
日野橋までは、車で何度も通ったことのあるところで、渋滞していることが多いから遠いイメージがあったが、案内あっさり日野橋に到着。
ここの５差路のうち、一度もいったことがなかったのが、旧甲州街道へ続く道で、実際車はほとんど通ってない。

日野の渡し碑を見てから、モノレール沿いの立日橋を渡る。
多摩川沿いのランでたどり着くことはあっても、走って渡るのは初めて。
渡った先には日野渡船場跡の看板があり、モノレールと別れて日野宿へ。
日野宿は本陣、脇本陣が残っている、珍しい宿場町らしいが、説明を読んだだけで、本陣にも資料館にも入らず。
結構暑くて、既に汗だくだったから。
ほどなく日野駅に到着するが、ここで道を間違えて、日野駅を超えられず逆もどり。
再度日野駅を超えると、すぐに急な上りで、思わず歩き出してしまった。
さらにその先で２５６号に合流すると、日野自動車やコニカミノルタがどーんと構えているが、史跡はまるでない。
もちろんスピードは出していないが、かなりしんどくて、このあたりで八王子か高尾をゴールにしようと考え出す。

20号本線に合流すると八王子市内で、その手間のとうふやうかいも含めて、車では何度も通っている場所で、そこを走っているのは不思議な感じ。
浅川を超えた時は、浅川沿いを関戸橋から走ってきたことを思い出した。
八王子市内に入ったところで、かなりヘロヘロだったが、まだ11時にもなっていないので、とりあえず先に進むことにした。
このあたりの思い出といえば、やはり八王子夢街道駅伝。
実際に夢街道とか、夢美術館なるものがあるのを今日初めて知ったけど。
そんな懐かしい道を通りながら高尾を目指すが、やはり史跡は少ない。
今日は家から飲み物を持参してが、このあたりで空っぽに。
千人同心の碑の手前の陸橋が架け替え工事中で遠回りを強いられ、そのあたりに何故かコンビニがなく、一気に疲れが出てきた。


おかげで、その直後に見つけたセブンイレブンでは、おにぎりを食べ、麦茶をグビグビ飲んで、大休憩。
ここでスマホでじっくり地図を確認。
高尾の次の駅は相模湖で、さらに10キロは走る必要があり、どう考えても無理。
お次はゴール後の風呂で、高尾からふろっぴいに行くか、高尾山口の極楽湯に行くか。
結論が出ないまま走り出すが、もう走りはボロボロ。
高尾までは一本道だし、史跡もない。
あとの頼りは、日本橋からの距離表示で、高尾のちょっと手前で50キロ。
なんとなく切りのいい数字に到達した充実感があるが、３日で全体の４分の１しか来ていないというのも、厳しい現実。
そんな感慨にひたりながら、ここでも長い休憩をとってしまったが、そこから500mも走らないうちに高尾駅の入口で、ここで本日の甲州街道ランは終了。
次回はここを起点に相模湖、藤野、上野原あたりまで行くことになるんだろう。
明日も休みだから来れないことはないが、さすがに２日続けてやるようなことでもないし。
うーん、果てしないなあ。

本日のルート。