やっぱりマイナス金利がよくわからない

あまり時事的なことはここに書いたりはしないのだが、どうもマイナス金利というのがよくわからない。
まあ金融緩和の方法として、何でもありになっているんだろうが、まともな状態とは思えない。
日銀の決定過程も５対４で決まったっていうから、まるで丁半博打のような状態でこんな大事なことが決まるのが不思議。
だいたい国の中を見渡しても、みんな将来が不安だから、金を貯めたい人はいても、金を借りたい人はいないだろう。
いくら金利を安くしたって、借りる人や会社がないんじゃ、銀行だって貸出しに回しようがなく、結局は国債を買うだけ。
今日になって、その国債の利回りがマイナスになるなんてニュースもあった。
銀行は軒並み預金の利率を下げているようだが、もともと低いから、仮にゼロでもたいして影響はないんだろうけど、色んな手数料が上がったりするんだろう。
マンションの修繕積立金などは、そうはいっても大きな金額だから、影響もあるのだろうか。
マイナンバーの展開を考えると、タンス預金が流行りそうだが、ますます拍車がかかりそう。
現金のある家が増えたら、治安も悪化しそうだし。
今日は株価も大きく下げた。
マイナス金利のことがあろうがなかろうが株価は下がったんだろうが、何か一線を超えたような気がする。
もとより経済に正しい処方箋などないのだろうが、誰も正しい道筋を考えられなくなっているような。
我々のような一個人が心配してどうなるもんでもないんだろうが、先行き不安だなあ。