経ヶ岳は標高633メートルだから、それほど高い山ではない。
ただ、登山道入口からの標高差となると、500メートルくらいあるので、それなりにハード。
それと、問題は丹沢の山ビル。
今日のルートをこの時期に行くか、冬に持ち越すかは少し悩んだ。
ずっと、丹沢は冬に行くものと考えていたのは、ひとえにこの山ビルで5月くらいから相当活発らしい。
経ヶ岳は入口からぐちゃぐちゃで、まずは沢伝いのルートになり、いきなり山ビル注意の看板。
湿気もあって、いかにも山ビルがいそう。
とにかく早くここを抜けたい一心で歩を進めたら、危うく道迷い。
標識を見つけるまで5分くらいウロウロ。
このあたりでは誰にも会わないし、何とも気持ち悪いスタート。
しばらく進むと、川沿いではなくなったが、かなりの急登。
山ビル怖さでスピードを上げていたせいか、このあたりでもかなり疲れている。
道そのものは整備されたものではあるが、一辺倒の上りで、その割にはいつまでたっても標高が上がって行かない。
途中からは山ビルは出なさそうに見えるのだが、気持ち悪いのでなるべき立ち止まりたくないから、余計にしんどい。
一度林道に出て、階段を伝い、12時15分経ヶ岳山頂に到着。
時間にしたら1時間も登っていないのだが、えらく疲れた。
山は緩やかに登ったり下りたりするのが楽しいのだが、こういう急登続きが一番しんどい。
それでも宮ケ瀬湖を臨む景色は悪くない。
とはいえ、山頂に長居しても仕方ないので、3分くらいで再スタート。
10分ほどで林道に下りて来た。
ここが(12)丹沢山塊東辺のみちとの合流地点。
どちらのルートも坂尻のバス停がスタートなのだが、ルートを制覇するためにわざわざ往復するのも馬鹿げているのでパス。
仏果山に向けて再び歩き始めることにした。
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