御前山に登り、ひたすら林道を下る

今日は早起きして山に行こうと計画。
４時くらいに目が覚め、５時すぎには家を出ることができた。
ヤマレコで見た記録から、御前山、鋸山、大岳山を登るルートを想定し、ダメなら途中でエスケープすることを考えていたが、少し甘かったようだ。
まず払沢の滝の駐車場を目指す。
一般道を使ったということもあるが、案外遠くて１時間20分くらいかかり、登り始めたのは６時34分。
スタート地点の関係上、そのまま御前山に登るわけではなく、このあたりがしんどいところ。
まずいきなりの上りがきつい。
しばらくして林道を行き、小沢バス停方向へ下るのだが、これがかなり危ない道。
ストックを使ってどうにか下りたが、バス通りに出た際に標識をあっさり信じてしまって逆方向へ。
地図を確認すればなんてことはないのだが、１キロ以上歩いてから間違っていることに気づいた。

小沢のバス停までもどり、いよいよ本格的な登山が始まるが、とにかく登りがきつい。
実際に傾斜も急なのだが、昨日30キロ走った影響もあるのか、やたらと脚が重い。
時間が早かったせいか、御前山の手前まで誰にも会わず、それはそれで気持ちいいのだが、林の中で眺望は全くないし、実に苦しい登りになった。
途中ＧＰＳの時計を止めてしまったのも、追い討ちをかけた感じ。
ストックを上手く使えるようになったのが、唯一の収穫というところか。
10時40分にようやく山頂に到着。
小沢から２時間30分ほどかかったことになり、それでもここまではまずまず。
山頂でもあまり眺望はなく、持ってきたおにぎりなどを食べる程度。
山頂では団体もいたし、前後にもたくさんの人に会ったから、たぶんルートが違うんだろう。

御前山をあとにして鋸山を目指して歩き始める。
基本下り基調なので、楽に下りれるかと思ったが、それなりの傾斜があるので案外時間がかかる。
しばらく歩いたところで今日の終了は２時くらいにしようと思ったが、改めて地図を確認すると、大岳山からの下りは距離こそ短いが、かなりの時間がかかり、３時30分前後になりそう。
正直そこまで脚が持ちそうな気もしないので、大ダワから林道を下ることに変更。
判断としては悪くないと思ったが、この林道がしんどい。
傾斜は緩いのだが、その分距離は長いから、延々と歩くことになる。
自転車の人が気持ちよく下りていくのを羨ましく思いながら、ひたすら歩く。
脚の調子が万全なら走りたかったところだ。
神戸岩に近づくまではほぼ誰にも会うこともなく、寂しい下りで、結局林道とその先の道も含めて、11.8キロをひたすら早歩きになった。
これまでの登山で一番苦しい下りになり、疲れ果てて車に戻ったのは１時40分。
払沢の滝すら見に行く気力もないまま、車を発進。
風呂にも寄らず、家に着いたのは３時30分すぎ。
野辺山で42キロ走った奥様はすでに帰宅していて、全体的に想定外の１日は、ピザを焼いて終了。
さすがに土日に動き過ぎたので、明日の体調が心配。
本日のルートはこちら。
道を間違えたり、時計を止めてしまったり、林道が延々続き、味わい深いなあ。