北九州マラソン2014振り返り

レース(フルマラソン)

1392133617095.jpg第一回大会マニアとして、北九州マラソン2014について、記憶が薄れないうちに振り返っておこう。
その第1回大会への参加という意味では、しまだ大井川から始まって、大阪、神戸、アクアライン、富士山と続く6回目(奥様の名古屋ウィメンズもついていったな)。
北九州ははそのどれよりも素晴らしく、とても第1回とは思えない大会だった。
もちろん市政50周年記念事業ということで、お金のかけ方が違うという点はあるのだろうが、決してそれだけではないと思う。
期せずしてスポンサーのスターフライヤーズで前日に北九州入りしたわけだが、空港にもマラソンの掲示物がしっかりとあった。
受付会場はゴール地点ともなる北九州国際会議場だが、受付は実にスムース。
運転免許証とかの本人確認を求められなかったのがちょっと拍子抜け。
ここの係りの人たちもとてもフレンドリー。
エキスポや地元の物産展のようなものも盛り上がっているのだが、ここは飛行機の遅れでほとんどわからず。
その点では神戸も大幅に遅れたからわからなかったな。
でもゴール後の盛り上がりはとても明るい雰囲気で気持ちよかった。
当日は小倉駅からの案内もとてもわかりやすい。
スタート地点に着くと、女性専用エリアがあり、トイレも基本別々なのはヒットだと思う。
男性の更衣室も地下駐車場ということで室内だったから、雨の中とても助かった。
トイレも十分な数があったと思う。
スタート地点に行くまでに狭くて通りにくいところ(まさにスタート地点の横)はあったが、全体的に統制がとれていた。
コース自体は好き好きだろうが、全体的にはアップダウンが少なく、スペースワールドや門司港といった主要観光地を通る点は良いとして、最後が長い一本道を往復というのはちょっと厳しいかな。
すれ違えるというのは嬉しいが、最後の方のランナーを見るのはちょっと切ない。
沿道の声援は文句なしで、もちろん途切れる場面もあるが、政令指定都市の力を見せつけていて、企業単位、学校・地域単位、個人と色んな人が至るところにいて声援を送ってくれた。
今までのマラソンで応援がひどいところなんてもちろんないわけだが、その中でも暖かかったと思う。
給水は他の大会同様またはそれ以上に問題なくできてたし、フードも充分。
食べる気満々だったまーぶーが食べ切れなかったくらいで、速いランナー以外はじっくり楽しめそう。
最後の牛肉は賛否あるだろうが、あれを完食したのは間違いなくいい思い出。
トイレのお世話にはならなかったが、数も充分あったし、表示もよかったと思う。表示自体は神戸の方が大きかったし、いつもたくさん並んでる気がしたが、これは冬のマラソンだからかな。
最後の往復もそうだが、車線の一部を規制するのではなく、上り下りすべて止めていたからとても走りやすかったが、店は休業しないといけないし、地元のバックアップなしではとても運営できないだろう。
ゴール後も動線に問題なく、メダル・タオルと気持ちよく受け取れ、ゆったりとは言えないものの充分なスペースで着替えることができた。
たぶん10000人という人数設定も丁度良かったと思う。
メダルは松本零士監修でデザインも良いし、事前に配られたポンチョや北九州マラソンWalkkerとか、本当にお金がかかっている。ポンチョは最後まで着て、東京マラソンも使おうと思う。
お金をかけるということは地元の業者にも還元されているのだから喜ばしいことだが、問題は来年以降。
今日になってBSで全国中継されていた番組を見たが、RKB毎日放送がリレーの部でも目立ったり、浜名千広のような野球解説者も走っていててバックアップしていたし、有森裕子さん、金哲彦さんといったゲストも豪華だった。
金哲彦さんが北九州出身というのは初めて知ったが。
来年もこの盛り上がりが出来るのかどうか、予算の問題もあるんだろうが、是非定着して欲しいもの。
今回沿道にいた人達が来年以降も同じ気持ちで盛り上がれることを期待したい。
個人的には次に北九州で走る機会はないんだろうが、こうした大会がどんどん増えて欲しいと思うし、そんなマラソン、特に第一回大会を全国で走るのが自分にあっているような気がするし、走って行きたいと強く思った大会だった。

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