第20回奥武蔵ウルトラマラソン

本日は奥様が出場する奥武蔵ウルトラマラソンの日。
奥様の実家はスタート地点に近いということで前泊だが、朝７時スタートなので、よほど近所に住んでいる人以外は、前泊せざるを得ない。
奥様も３時おきということだったから、長い１日だったんだろう。
こちらは途中地点を目的地としているので、起きたのは６時３０分で、家を出たのは８時すぎ。
急遽みぎ姉さんと行くことになり、分倍河原の駅で待ち合わせ。
昨日セカンさんの予想タイムを見ながら綿密に計画をたてたはず。
ところが、ひと駅先の府中本町で乗り換えるべきところ、昨日夜のこもれびカフェの話を聞いているうちに乗り過ごし。
実は直前に当初の計画でもちょっと余裕がないかなと思っていただけに、かなりのショック。
とはいえ、リカバリーのしようもなく、ほぼ各停ばかりの電車を乗り継いで、西吾野駅２０分遅れの１０時３９分到着でスタート。
まずは山登り。あらかじめ計画していた道とは少し違うが、急な登りを着実に登っていく。
あとちょっとで高山不動の脇からグリーンラインに入る予定だが、どうしても道がわからない。
何度もうろろした挙句、高山不動に出てしまい、そこから一般道を登っていくと、ランナーの姿を目にすることができた。
大幅な計画遅れだったが、後でよくよく地図を見てみると、ほぼ完璧なコースどりで、迷った時間がもったいなかった。
ここが３８．７キロ地点の高山エイド・ステーションで、もしや通り過ぎてしまったかと思ったら、gaijunさんが現れ、その後にセカンさん、奥様も到着。
これで今日の仕事の半分は終わった感じ。
それにしても、このウルトラマラソンのエイドは充実している。
ここでもたくさんの飲み物、食べ物がり、氷を配っていたり、ビキニのお姉さんが頭に水をかけていたり。
ほんのわずかの間に、この大会の楽しさが伝わってくる。


そのあとは折り返し方面に移動。
歩いたり走ったりしながら実際のコースを体験したが、すれ違うランナーが声をかけ合っているのが、とても楽しそう。
大会の雰囲気に魅了されながら、６.５キロほど走って狩場坂峠エイド・ステーション。
ここで折り返した３人に声援を送る。
５３.２キロ地点だというのに、みんなまだ元気そうだ。
このあたりになってくると、仮装のランナーも多くて面白い。
毎年違うウェディングドレスなんてランナーもいるらしい。
とりあえず見届けると、そのまま正丸駅に向かって、強烈な下りを走る。
トレランシューズでロードはきついが、止まるに止まれないからかなりのスピードが出て、これでかなり体力を消耗。
２９９号線に合流してからはほぼ歩いたが、正丸駅にたどり着き、アイスを補給。
そして、これから先が問題。
電車に乗って、もう一度コースにもどるか、ゴールにもどるか。
どうしても毛呂経由で会場に行くのがしんどく、かといって、どこかで着替えて待つのも味気ない。
迷った末に、意を決して武蔵横手から残り５キロ地点へ。
ここの登りはそれほご斜度はきつくないが、道がよくわからず、みぎ姉さんに任せると、途中からわからないとのこと。
次第に傾斜もきつくなり、半分泣きそうになりながら、どうにかコースに合流。
７３.３キロ地点の清流エイド・ステーションでセカンさん、奥様を捕獲して、そのままゴールへ。
無事１０時間以内の完走を見届けることができた。
いや、それにしても７８キロを１０時間以内に完走なんて、すごいなあ。
とても真似できないと思ったが、よく考えたら１０月にこの登りを主体とした大会に出るんだった。
まあ、先のことは考えないようにしよう。
着替え後は池袋に移動して反省会。
さすがに完走した人達は食欲もないらしく、一人で飲み食いしていた感じ。
家にたどり着いたのは１０時半近く。
いやあ、実に長い１日だったが、素晴らしい大会を肌で触れ、奥様の目標達成を見届け、素敵な夏の１ページとなった。


本日の地図はこんな感じ、