米子で草間彌生展が開催されている
予報通り朝から雨。
こういう日は家でダラダラというのが定番なのだが、ふと目に付いたチラシ。
それは米子市美術館で開催されている草間彌生展。
先週末から開催されていて、秋田のフォーエバー現代美術館が所蔵する豊富なコレクションから版画や絵画、立体作品などを加えた約100点を展示されている。
草間彌生といえば日本を代表する前衛芸術家で、もちろんこれまでの多くの作品に触れてきた。
最近だと、2018年9月の北東北旅行で、十和田市現代美術館やその周辺のオブジェクトを観た記憶がある。
今回の展覧会は1年前に企画されたが、新型コロナウイルスの影響で中止。
1年前には倉吉で平山郁夫の展覧会を観たが、直後に中止。
1年たってイベントの開催方法も変わったということだろう。
米子市美術館へ
家から車を運転して約1時間。
有料道路で680円使えば10分くらいは短縮出来るが、急いでも仕方ない。
緊急事態宣言の影響で高速道路の休日割引も無いというし。
隣接する米子市役所の駐車場に車を停める。
図書館に来る人の分もあるんだろうが、それなりに混雑。
入場券を買って中に入るが、展示室は3つで、50~80年代と90年代以降、「永遠のかぼちゃ かぼちゃへの愛」の3部構成となっている。
94歳だけど、まだまだ草間彌生さんに期待
まず最初の展示室で、初期の網の目をモチーフに描いた「インフィニティ・ネッツ(無限の網)」。
これはその後の作品でも背景として用いられていく。
第二展示室では、手こぎボートの表面を布製の突起で覆い尽くした立体造形「私の魂を乗せてゆくボート」、横幅3・9メートルのキャンバスに水玉をびっしり描き、樹木が複雑に絡み合った代表作「黄樹」などがあるが、「黄樹」に用いられた水玉は印象的。
背景の網と水玉、そしてうごめくような描写が加わった草間ワールドは圧倒される感じ。
最後は34点のかぼちゃの作品。
このかぼちゃ、見て描いたとは思えず、イメージから湧き出してくるような気がする。
現在94歳とか。
どこまでも活躍して欲しいもの。
昼食は天津飯店の担々麵セット
美術館を出た後は、天満屋で買い物と昼ご飯。
昼ご飯は手っ取り早く天満屋の中から選択し、担々麵セットで汗だく。
山陰3年目にして、未だに米子の過ごし方はよく分かっていない。
地元でテレビ番組で紹介されている行ってみたいお店もたくさんあるはずだが、どうにも地理がよくわからない。
それでも今日のところはいい感じで動くことが出来で、充実の1日。
明日行けば5連休が待っている。
待ち遠しいなあ。
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