日光田母沢御用邸記念公園

東照宮のあとにどこに行くか、そして昼ご飯をどこで食べるかは全く決まってなかった。
６年前は中禅寺湖方面に車を走らせたが、うまく駐車できる場所がなく、戦場ヶ原前のドライブインで昼食をとった。
やみくもに車を走らせても同じことになりそう。
ということで、車には乗らずに付近を散歩。
10分ほど歩いたところで見つけたのが、日光田母沢御用邸記念公園。
ここに昔御用邸があったこと自体は知っているが、今どうなっているかは全く知らなかった。
公園の中に入り、旧御用邸の前を通ると、係りのおじさんが「別世界ですよ」と薦めてくる。
特に他に行きたい場所があるわけじゃないので、510円払って入場。

日光田母沢御用邸は、日光出身で明治時代の銀行家・小林年保の別邸に、当時、赤坂離宮などに使われていた旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部を移築し、その他の建物は新築される形で、明治32年(1899)に大正天皇（当時 皇太子）のご静養地として造営。その後、小規模な増改築を経て、大正天皇のご即位後、大正7年(1918)から大規模な増改築が行われ、大正10年(1921)に現在の姿となった。
昭和22年(1947)に廃止されるまでの間、大正天皇をはじめ、三代にわたる天皇・皇太子がご利用。戦後、博物館や宿泊施設、研修施設として使用された後、栃木県により3年の歳月をかけ、修復・整備され、平成12年(2000)に記念公園として蘇った。

というのがホームページの情報。
建物や庭園から、当時の皇室文化を見ることができ、人も少なくてのんびり。
とりあえず予定外の観光地に行けたので、悪くはない行動。
公園を出ると、日光カステラの店をのぞいたあと、金谷ホテルのベーカリーで買い物。
会社へのお土産や、明日の朝食のパンも買えて、目的はほぼ達した。
さて、次は問題の昼食。
蕎麦屋か食堂みたいなお店か。