初めてのリタイヤ[第2回みやぎ湯めぐりウルトラ遠足]

レース(ウルトラマラソン)

【ダイエットログ】

体重 68.9
体脂肪率 18.5
朝食 おにぎりセット
昼食 ウルトラ遠足のエイドで飲み食い
夕食 一番搾り大☆黒ラベル大★冷酒300☆酎ハイ大★酎ハイ強☆ホヤ★しめサバ☆笹かまぼこ★燻製タマゴ☆カップヌードル
おやつ・夜食 スーパードライ★牛タン
摂取カロリー 3353
消費カロリー 8928
体調 3:普通

15359003477930.jpgスタートは朝4時。
過去のウルトラマラソンで、起床からスタートまでがこんなに楽なことはなかった。
なんたって、全員が宿泊しているホテルのそばからスタート。
しかし、天候は雨。
昨日仙台で雨具を買ったとはいえ、使わないにこしたことはないが、大活躍しそう。
遠刈田温泉用、ゴール用の荷物を預け、時間通りスタート。
まーぶーの集計によれば、
115キロ・・・56名
105キロ・・・72名
95キロ・・・66名
で、合計194名だが、懇親会はもっと多かった気がするし、この天候でスタートしなかった人もいるんだろう。
今回のテーマはとにかくゆっくりで、無理しないこと。
そのためスマホを見れば幻のペース表を確認することができるが、見ないようにしたし、時計も見なかった。
そもそも雨の中は走りにくいし、雨そのものは弱くなっていても、水たまりに足を突っ込むこともある。

15359010206730.jpg5キロほどトラックが通る道路を走ったあとは、車の通らない細い道へ。
そのため、数日前に熊鈴必携との連絡があり、熊鈴の音が響き渡る。
最初のエイドである仙台ハイランド入口まで8.8キロだが、これが長く感じた。
ここは上り坂の上にあることは知っていたが、なかなかその上り坂はこないし、その上り坂は歩き。
でも、そのエイドの後は下り。
下り坂をセーブするのが今回のテーマだが、キロ6分くらいでは走れると思っていたら、とてもとても。
じきに食べ物のある、太田豆腐店前(12.2キロ)のエイドだが、ここから115キロの人達は秋保大滝まで往復するので、気分的には楽なはず。
実際は次の、ゆめの森カフェ(17.4キロ)エイドまでは5.5キロ、さらに先のマグノリアカントリークラブ入口(23.7キロ)までの7.0キロが最もしんどかった。
昨日買った雨具は正直失敗だった。
登山用の雨具を使っている人はほとんどいなくて、だいたいビニール袋。
中途半端な雨具はむれるだけで、途中雨が弱くなって脱いだり、また強くなって着たり。

15359003669151.jpg緩い上り坂も走れない状態で、この段階では当面の目標である遠刈田温泉もあやしく感じた。
しかし、この部分を過ぎると、雨具を着ているのに比較的快調に走れるようになってきた。
6.2キロ先の川崎町ファミリーマートエイド(31.5キロ)までは休まず走れて、ファミマでトイレを含めて8分の休憩をし、雨具もしまった。
ここからゆるやかな上りが始まるが、7.8キロ先の森のピザ工房前(39.3キロ)エイドまでも、止まったのは信号待ちくらい。
ここから先は蔵王エコーラインで傾斜もきつくなるが、ガシガシ歩いて、5.5キロ先の青根温泉じゃっぽの湯エイド(44.8キロ)へ。

15359003782282.jpg一番最初の甘い計画では、ここでも温泉に入って20分の休憩をとるつもりだったが、さすがに無理。着替えもないし。
なんとか5分程度で切り上げ、最も傾斜のきつい区間へ。
95キロの人はここから遠刈田温泉に直行できるが、こちらはそうはいかない。
紅陽台(48.9キロ)までの4.1キロ、エコーライン駐車場(53.2キロ)までの4.3キロはほぼ歩きで、これは想定内のこと。
そして、遠刈田温泉(61.3キロ)までの長い下り8.1キロが始まった。
思えば、ここだけは少し真剣に走った。
温泉に入れば切り替えられると思い、少ししんどかったが我慢した。
我慢しないはずだったのに。

15359003883933.jpg遠刈田温泉神の湯は12時28分に到着。
荷物を受け取り、早速温泉へ。
汗を流すと気持ちよく、湯船は少しだけ。
風呂から上がると、インナーを取り換え、気持ちよくスタートするはずだった。
しかし、その前にお腹に食べ物を入れようとすると、まるで食欲がない。
小さなおにぎりが喉を通らない。
スイカを口に入れつつ、いつぞやの上腕のしびれも出てきた。
もう少し休むか迷ったが、すでに25分以上休憩しているので、前に進むことにした。
このあたり、色んな判断を間違ったが、たぶん元々諦めていた完走に少し色気が出たのかもしれない。
しかし、7.6キロ先のフレスコキクチ蔵王店(68.9キロ)まではゆるやかな下りなのに、まるで足が出ない。
それどころか、走っては歩く状態。
永遠に次のエイドに着かないのではと思っているうちに、リタイヤを決めた。

15359003980084.jpgレースで初めての途中棄権。
案外あっけないものだった。
元々収容車が来ないエイドだったので、1時間以上そこで待った。
その間にもまだまだ何人ものランナーが通りすぎた。
もちろん、ほとんどの人はその後ゴールにたどり着いていない。
じきに体力も回復して、吐き気も収まってきた。
一緒にリタイヤした4人を見ると、サンダルランナーが2名、捻挫1名、まーぶーより30分以上遅れてきた1名。
車の中では、もう少し頑張るべきだったかとも思ったが、もう遅い。
早めの決断といえば聞こえはいいし、限界まで粘る方がカッコいいが体には悪い。
そんな思いのまま、制限時間3時間前にゴール地点へ。
まだ戻っているランナーは少数というか、ほとんどがリタイヤ組。
着替えもせずに、ホテルに行った。
長いようなそうでないような、なんとも後味の悪い1日が終わった。

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