ふれあいの道（神奈川第３回）(11)順礼峠のみち

日向薬師バス停までもゆるやかに上ってはいたが、日向薬師への上りはかなり激しい。
今日の最高地点でもあるから、ある程度覚悟はしていたが、すでに体はバテバテだったので、石段を登る足取りは重い。
全体的に最近石段をうまく昇れない気もする。
まあ今目標としているのがウルトラマラソンだから、関係ないが。
苦労して登った日向薬師は修理中なのか覆いがされていて、なんだかよくわからず。
それでも参拝客はそれなりにいるようだから、そりなりのスポットなのだろうが。
とりあえずここで大休憩し、持っていたソイジョイを食べて、今後の計画を考える。
この時点ですでに１時近い。
残りの距離は８キロくらいだと思うが、合計で30キロにも達しない。
海老名のお風呂王様をゴールにすることも考えるが、そもそも現時点でかなりバテている。
だいたいまだラーメン屋にもたどり着いてないし、何時にラーメンを食べ終わるかも予想できない。
まずは先に進もうと再出発。
すると、日向薬師の裏側からは長い下り坂で、城内坂の下り坂を思い出す。

おかげであっさりと七沢まで出てくることかでき、目指すラーメン屋、ＺＵＮＤ－ＢＡＲには13時20分に到着。
思いのほか、すんなりのラーメンを食べることができ、その後セブンイレブンに寄って２時過ぎに再スタートして、順礼峠を目指す。
順礼峠は七沢森林公園の中にあるから、あたりには歩いている人も多い。
あっさり順礼峠に到着し、写真スポットの地蔵の前で撮影。
当然自撮り。
実はこのあたりは体の調子も再びよくなっていて、さすがはラーメン効果と思っていた。
トレイル部分は気持ちよく走れるし、この調子なら海老名まで行けそうなどという考えも頭をよぎった。
しかし、その後物見峠への上りで再びやる気がなくなり、再び石段を上る部分でほぼ終了

峠からの景色は素晴らしかったが、もうこれ以上の距離を走る気はなくなっていた。
白山から飯山に抜けるルートの方が厚木の街には出やすいのだが、あっさり諦め、清川方面に抜ける予定通りのルートへ。
ここからはかなりの急斜面で、ものの10分くらいでバスの通る道に出てきた。
あとすこしで温泉かと思いきや、お約束の逆送。
２分くらいで気づいたが、疲れた身体にはこたえる。
清川の別所の湯にたどり着いたのは15時20分くらいで、すっかり暑さに負けた状態で到着。
お風呂でさっぱりすると、セブンイレブンで買ったビールを持ってバスに乗車。
本厚木では何もお土産を買えないまま、神奈川を後にした。
再び日向薬師に行くのは来週だろうか？