TJAR(トランスジャパンアルプスレース)という、とんでもないレースがあることを最近知った。
直近の大会は昨年の8月で、NHKがドキュメンタリーを放映したらしいが、当然見ていない。
図書館で新刊から物色した中に、このレースの内容や取材状況を描写した本があり、先週それを読んだ次第。
久し振りに興奮した。
レースそのものが、富山の海スタートし、北アルプス、中央アルプス、南アルプスを通り、最後は静岡の海にゴールという壮大なもの。
山もそこそこ登っているだけに、出てくる山には親近感がある。
というか、たったひとつ登るだけで汲々しているアルプスの山々を駆け回るのだから驚きだ。
選ばれし選手たちにも、色んなバックグラウンドがあって面白い。
5日間ちょっとで優勝した選手、それに続く選手から、制限の8日間まであと1時間なく完走した選手、制限時間を過ぎても一人で走って1日遅れでゴールした選手、そしてリタイヤした選手。
わずか28人のドラマがギッシリと詰まっていて読み応えがあった。
それだけに映像も見たくなる。
DVDが発売になっているようだが、さすがに近所のツタヤにはない。
どうやらNHKオンデマンドというものがあり、210円で視聴できることがわかり、昨日台風が近づく前にパソコンで視聴。
本を読んだあとの映像だから、すんなり入ってくる。
山の素晴らしさ、自然の厳しさ、リタイヤする無念さ。
伝わってくるなあ。
2年に一度の大会ということで、次回は来年の夏だが、是非パソコンで追っかけたいもの。
もちろん、こんなレース自分には到底無理だが、自分の限界に挑むという意味では、また何か新しいものにチャレンジしたいと思わせるものだった。
それはウルトラマラソンなのか、トレランなのか。
どちらもブームだからそんなに珍しいものではないが、自分らしく自分の限界に挑戦できるものを見つけたいものだ。
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