釣りの後は調理

どれくらい釣れるかは未知数だったが、いずれにせよ避けて通れないのが、魚をさばくこと。
実はこれまでやった経験はないし、家にあるのは出刃包丁ではない。
まあ、そんなことは言ってられないので、やるしかない。
家に着いたのは５時で、前日の睡眠が２時間ちょっとであることを考えると、すぐにでも寝たいが、やることはいっぱい。
シャワーを浴びて、道具を洗い、魚の調理に取り掛かったのは６時近く。
とりあえずサバとソウダカツオを３枚におろしたが、うまく切れない。
ものすごく血が出ると聞いていたが、想像したほどではない。
それでも、できればあまりやりたい作業ではないな。
それと、船酔いが続いているのか、寝不足のせいなのか、立って調理をしていると、体が揺れている感じで、どうにも変な感じ。
お次は鯛。
これは見た目にグロテスクさはないが、小さくて作業そのものが難しい。
サバの大半と、ソウダカツオは翌日に先送りして、本日は鯛めしと塩焼き。
鯛めしの味付けはよくからないから麺つゆといういい加減さ。
まあ、それでもなんとか食べられたかな。
釣りの一番の醍醐味である、自分の釣った魚を食べるという目的自体は達成できた。
まあ、気分の問題もあり、冷酒を２合いただいたのだが、当然のごとく寝不足の身体にはてきめん。
結局９時くらいにはグロッキー状態。
片づけをしないままゴロンとなったら、奥様のお怒りの言葉が遠くに聞こえる。
反省しつつも、何もできずにお休み。