惰性で続く完走記
長くてきつい１週間が終わった。
膝の痛みこそあれ、なんとか60キロを完踏した充実感から始まったはずなのに、精神的にきついことの連続。
決して来週以降も解決するような問題ではないのだが、とりあえず週末はゆっくりしたい。
でも、日曜日は仕事のつきあいの行事があったりする。
そんなこんなで、３日連続の完走記。
今日からは後半で、それはまさに歩きまくり。
まあ、それもウルトラマラソンの一部なんだけど。
だんだん当日の記憶が怪しくなってくる。
惰性で続く完走記。
ハーフ30キロの通過は３時間56分
御津女八幡神社のエイドを出てしばらくすると、30キロの距離表示。
この大会で、エイド以外の場所で距離表示があるのはここが初めて。
もしかすると、10キロ、20キロもあったのかもしれないが、全く記憶にない。
30キロの通過は10時56分くらい。
前半を４時間弱でこなしたことになる。
距離が正確に60キロなのかということは別にして、後半の30キロは４時間40分かかったことになる。
実感としてもそんな感じで、確かにここから苦しいことの連続で、これがウルトラマラソン。
30キロ直後に松江自動車道の下をくぐり、神野瀬川、和南原川を右にみながら、幹線道路とは離れた場所を東に戻っていく。
高野支所エイド（33.6km）
このコース西に向かっていた時は緩やかに下っていたので、東に向かっていく時は緩やかな上り。
なので、少し傾斜がきつい場所があるとあっさり歩くようになる。
このあたりから左膝に違和感を感じるようになった。
最終的に痛くて走れないようになったのは右膝が原因なのだが。
７番目のエイドは33.6km「高野支所」。
区間距離は4.4kmで、記録上は１キロあたり上り23m、下り22ｍ。
ここを37分47秒で、キロ８分35秒というのはかなり遅いが、たぶんエイドの距離が正確じゃないんだろう。
このエイドのおもてなしは 「バナナ」のみ。
基本的にエイドは地区の自治会が担当しているのだが、ここは実行委員会の管轄。
贅沢は言えないが、バナナだけじゃなあ。
思わず持っていた羊羹をパクリ。
バナナしかなかった割りには、エイドに２分49秒も滞在。
案外疲れていたのかなあ。
母さん市エイド（36.2km）
高野支所を出た後も、同じような田舎道が続く。
エイドを出たからといって、すぐに走り出すわけでもなく、ダラダラしてしまう。
ほぼ前後のランナーもいない。
当然上りは歩き。
エイド間の距離が短かったので、あっさりやってきたのが、８番目のエイドで36.2km「母さん市」。
区間距離はたった2.6kmで、記録上は１キロあたり上り17m、下り12ｍ。
ここを16分32秒で、キロ６分22秒というのは、距離の関係で前区間が遅く出た分速めに出てしまったのだろう。
このエイドのおもてなしは 「香茸汁」。
着くなり汁を勧められるがままに飲んだ。
ちょっと寒かったので、温かくて嬉しい。
香茸は幻のキノコらしい。
ただ、やっぱり空腹が満たされる感じではない。
このエイドの滞在時間は２分16秒。
エイドで長くいるよりは、少しでも前に進みたいという感覚かな。
（続く）
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