風戸入口バス停で2分ばかり休憩して自動販売機で水を購入し、ふれあいの道の看板を眺めてから、「(8)秩父盆地を眺めるみち」に入る。
「(7)長瀞の自然と歴史を学ぶみち」に続いて、家族向けのコースということになっている。
バス停からしばらくのんびりした里山の風景だったが、すぐに登山道に。
登山道とは言っても、比較的傾斜が緩くて歩きやすいし、何たって陽射しがないのが嬉しい。
このコースの撮影ポイントは、またしても山頂ではなく、その途中にある猿岩という場所の地名板。
そこを目指して歩いていくのだが、またしてもお腹が減ってきた。
とりあえず着いたら何か食べようと思いつつ、そんなこを考えてると、なかなか目標はやってこない。
バス停から30分くらい登ったところで、ようやく猿岩に到着。
なぜ猿岩なのか知りたいところだが、そのあたり周りを見ても、そうした解説は見当たらない。
写真を撮っていると、後ろに人が来て「ここ登れるんですねえ」と声をかけられる。
「登れそうですけど、危険ですね」と返したが、本当にちょっと危なそう。
結局その人もまーぶーも登らず、まーぶーは休憩。
空腹を満たすため、とりあえず持参した柿ピー1袋を食べる。
ただ、これで残りの食料はおにぎり1個、ミニ羊羹1個、柿ピー1袋。
どこかで補給できないと、ちょっとしんどいなあ。
9分と比較的長く休憩はを取って、再び山を登る。
15分ほどで、このコースで最も標高の高い破風山へ。
埼玉県のパンフレットでは「破風山山頂からは武甲山を背景に秩父盆地を箱庭のように眺めることができます」とある。
確かに良い景色だったが、狭い山頂は昼食を食べるハイカーでひしめき、とてもゆっくりできそうにないから、写真だけとって通過してしまった。
おかげで、じっくり秩父盆地を眺めることが出来なかった。
ここから先は下りなので、時々走りながら時間を稼ぎたい。
札立峠もひっそりとした場所だったので、あっさり通過。
しばらくすると「巡礼地」の表示があり、下の水潜寺の巡礼道になっているらしい。
登山者もそこそこいる中、ここはなるべくは走らないようにした。
下山はわずか20分で水潜寺に到着し、すぐにコースの終点札所前バス停。
そもそもこの「(8)秩父盆地を眺めるみち」は距離にして4.3キロで、所要(目安)時間は2時間。
まーぶーは休憩含めて1時間10分。
何とも消化不良なコース。
しかも、次に向かう「(9)将門伝説を探るみち」の入口までは連絡道という扱いになっていて、その距離約4キロ。
なんだかなあ。
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