寒霞渓から表十二景

201708岡山・小豆島

15030927754130.jpg寒霞渓そのものは、車さえあれば直接上ることができる。
なので、ロープウェイで来る人も加えて、レストハウスやお土産屋はなかなかの賑わい。
そして、展望台からは瀬戸内の絶景が見渡せる。
今日は晴れていて良かったと実感。
バスを使った寒霞渓観光の難しいところは、この後。
そもそも草壁港から紅雲亭のバスはこのシーズンでも1日6往復。
すぐに下りのロープウェイに乗るでもしない限り、帰りのバスの紅雲亭発は13時10分と、山頂に着いてから1時間40分後。
となれば、帰りはロープウェイを使わずに歩き。
登山道があり、この季節上りは無理だが、下りなら問題なく歩けそう。
その下りも、あまり早く歩いてしまうとバスまでの時間が余ってしまうので、できるだけゆっくり。
そもそも展望台自体が何ヵ所かあって、この間観た「八日目の蝉」のロケに使われた鷹取展望台もチェック。
同じような景色でも、岩の見え方が微妙に違うのが面白い。

15030927853191.jpgさらに行くと、表十二景という登山道。
登山道といっても、砂の道ではなく、わざわざ舗装した道。
なのに、ほとんど通る人はいない。
上ってくる人に全く会わなかったのは当然として、下りも一組抜いていった二人組がいた以外は誰にも会わない。
もったいないと思いつつも、車やロープウェイがあれば、ほぼ不要なのかもしれない。
だいたい、この道はもっと景色が良くて、岩を見渡せるのかと思いきや、木の影になっていて、涼しいという利点はあるものの、眺望はない。
十二景というのも、上を見上げればようやく気づくようなものばかり。
まあ、これもご愛敬。
ゆっくり歩いてもバスの20分前に紅雲亭へ。
そのバスもいつしかロープウェイから降りてきた人でいっぱいに。
バスが動けば、次は草壁本町でのギリギリの乗り換えにビクビク。
ここが今日の計画の一番あやしいところ。
それもそもそもやってきたバスが遅れて来たから問題なかったが、こちらは人がいっぱいで座れず。
まだまだ元気なつもりではいたが、ここから暑さと空腹の後半戦へ向かう。

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