案外面白かったＣＳ第１ステージ

プロ野球もレギュラーシーズンが終了し、先週末からＣＳが始まって、日本シリーズまでの戦いが続く。
あまり興味はなかったのだが、ＣＳ第１ステージはなかなか面白い戦いだった。
２位チームと３位チームが戦い、セ・パともに２位チームが先勝したのに、３位チームが連勝して第２ステージに進んだ。
パでは先勝しながら第２ステージに進めなかったのは初めてらしい。
たかだか３試合の短期決戦だから何が起こるかわからないわけだが、西武と阪神の詰めの甘さが目立ったと言える。
このまま楽天とＤｅＮＡが勝ち進んで、日本シリーズで対戦したら更に面白いんだろうが、ここはさすがに広島とソフトバンクが盤石なんだろう。
世間的にもここまでで一番盛り上がったが、阪神タイガースより、甲子園球場を整備する阪神園芸。
そもそも最大３試合の第１ステージに予備日が１試合しかなく、最悪打ち切ってしまうということがわかっていなかったのは、もともとこの時期は雨が少ないということなんだろう。
前回の東京オリンピックだって、開会式が10月10日だったわけだから、基本雨はないはず。
それが今回の場合、始まる前から雨ばかりの予報。
阪神が土曜日の第１戦を制した段階で、その後の２試合雨で流れれば阪神が勝ち抜けるということが話題になった。
日曜日の第２戦は通常なら中止のケースも、セ・リーグが試合開始の権限があるということで、阪神園芸の頑張りで試合開催。
ドロドロになりながらＤｅＮＡが勝利した試合は、近年ないくらい真剣にテレビ観戦した。
火曜日の天候回復が予想されたところで、月曜日の試合はあっさり中止。
そして、今日午前中いっぱい雨が残る中、午後からの阪神園芸の頑張りで第３戦が開催。
しかし、阪神タイガースは頑張れなかった。
なんとも阪神らしい。
野球の内容以上に、色んなドラマが楽しめたＣＳ第１ステージだったなあ。
電鉄会社がＩＴ系の会社に負けたという分析も一部にあるが、まあそれは考え過ぎというもんだろう。