南会津は遠い

別に特別早く出掛けるわけでもないのに、5時過ぎに目がさめてしまった。
気持ちが昂ぶっているのかもしれない。
昨日のうちに大方の準備が出来ているはずたが、どうも落ち着かない。
やっぱり寒さへの備えが足りない気がして、追加で防寒ものを突っ込む。
家を出る時間は普段会社に行くのと変わらないが、兎に角荷物の量が半端ない。
持つだけでかなり苦労したが、こんな時に限ってマンションのエレベーターもタイミングが悪い。
しかも雨が降っているから、駐車場まで行くだけでも大変。
ようやく車を動かすことはできても、甲州街道が予想通り動かない。
やっぱり早朝出発にすべきだったかなあ。
環八通りにたどり着くまでに50分。
環八に入ればそれなりに車も進むので、何を勘違いしたか、外環に行くべきところ、そのまま環八を直進。
今日の行程を考えれば、節約すべきはお金より時間。
結局甲州街道同様に進まない車にイライラし、ようやく東北道に入ることができたのは、10時22分。
さすがに平日の東北道はスイスイ。
ここからが本番。
今日最低限やらなければならないことは、南会津町の伊南総合支所で受付をして、宿泊する民宿へ行くこと。
でも、さすがにそれだけじゃつまらない。

受付前に寄る場所として計画したのは、大内宿と塔のへつり。
しかし、東北道に入ってから大内宿を目的地にすると、到着が2時20分。
まあ高速から先も信号なんてほとんどないだろうから、もうすこし早く着くだろう。
東北道は那須高原のスマートインターで下りたのだが、ナビの道がうまくわからず、白河からまわる予定が、那須動物王国の横を通ってしまう。
まあそれでも車は飛ばせるので、1時30分すぎには大内宿。
さすがに有名観光地ということで、大勢の観光客。
というか、お年寄りばっか。
もっも素朴な雰囲気かと思ったらそうでもない。
蕎麦でも食べようかと思っていたが、そんな気になれず、味噌団子のみ。
お次は塔のへつりで、こちらは見応えがある。
紅葉はいまひとつだが、奇岩は不思議なもの。
やはり自然のものがいい。
駐車場に入れるついでに、そのお店でお土産も買えた。
と、観光はさくさくと済ませて、いよいよウルトラ遠足受付場所の伊南総合支所へ向かう。