潮岬に行くかどうかはかなり迷った。
本州最南端といっても、特別にすごいものがあるわけではない。
かといって、熊野三山だけというのも寂しい気がする。
迷った末に、熊野三山はなるべく手早くまわり、熊野古道はほとんど触れないことにして、潮岬に行くことにした。
とはいっても、串本駅から潮岬までバスで都合よく往復できるわけではない。
コミュニティバスというものはあるが、これは地元の人の足であり、特急と連動しているわけでもない。
ということで、岬までは観光ラン。
最初こそ街中だが、途中からは誰も歩かない道を走る。
かなりのアップダウンがあり、それなりのトレーニング。
6キロほど走ったところで、灯台に続く道。
当然こういう灯台は上らなければいけない。
200円払って気色を堪能。
灯台から1キロくらい走っているところに、潮岬観光タワーがえあり、その横が本州最南端。
何てことはないが、こういう景色は気持ちいい。
そして、300円の観光タワーには上らない。
時間的には駅まで走ることは可能だが、今はそんな無理をする必要はない。
あらかじめ調べておいたコミュニティバスで串本駅へ。
ところが、このバスに始発の観光タワー前から乗ったのはまーぶーだけ。
そしてバスはまーぶーが走ってきた海岸線ではなく、集落の狭い道を走る。
すると、所々でご老人が乗ってくる。
何せこのバスの終点は駅ではなく、その先の病院。
10分ほどで串本駅に着くと、ランを再開。
しばらく紀伊勝浦方面の電車は来ないので、少し走って橋杭岩という景勝地を見て、その先の紀伊姫駅から電車に乗る計画。
ここは昨日存在を知った。
某辞書サイトには「橋杭岩は、和歌山県東牟婁郡串本町にある奇岩群。同町の大字鬮野川小字橋杭の海岸から紀伊大島方面へ大小約40の岩が南西一列におよそ850メートルもの長きにわたって連続してそそり立っている。直線上に岩が立ち並ぶ姿が橋の杭のように見えることから橋杭岩と呼ばれている 」
2キロも走らないうちに着いたが、道の駅にもなっていて、観光バスやらマイカーでかなりの賑わい。
実際波打ち際を歩いてみると楽しいし、いい眺めだ。
ここは来て良かった。
橋杭岩から紀伊姫駅までは1キロちょっと。
なのに電車は1時間後。
しかも紀伊駅駅付近にはお店はない。
ビールも買えない。
仕方なく、1つ先の古座駅まで走ることにした。
相変わらず地図から距離をよむのが下手で、何だかんだ串本駅までから7キロ。
トータルで14キロ超というのは想定外だった。
でもまあチンチラ走りだから、まるでダメージはない。
古座駅付近では予定通りビールを買い、電車の中で至福のひととき
さあ、本日の観光も後半戦だ。
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