熊野本宮大社

新宮から熊野本宮大社まではバスで約75分。
そうそう本数もないので、とりあえず乗れたことで一安心。
バスはこれでもか、というくらい、熊野川沿いを延々と北上していく。
距離も距離なので、かなりのスピードだ。
昨日やられた胃はすっかり回復していると思ったが、さすがにこれだけ長くバスに乗っていると、段々しんどくなってくる。
しかも最後は湯の峰温泉などいくつかの温泉郷を通るので、狭い道を蛇行。
熊野本宮大社のバス停に着いたときはかなり疲れはてていた。
とはいえ、帰りのバスだって本数はないし、ピンポイント。
のんびりしてはいられないと、まずは大鳥居から大斎原へ。

テレビでは何度も見たことのある大鳥居はさすがに立派。
というか、立派なコンクリートの礎や、ライトアップの設備が微妙。
大斎原はかつて本宮大社のあった場所で、厳かな雰囲気。
ただ、ここを回っているだけで、それなりの時間を使ってしまう。
そして、この旅行の観光フィナーレとも言える熊野本宮大社をお参り。
いきなりの石段にひるんだが、この大観光地でそんなにきついわけではない。
しっかりとお参りして、出口のところでうまくお土産物を調達でき、無事バスに乗車。
帰りのバスはさすがに混んでいる。
湯の峰温泉でも多くの観光客が乗ってきた。
疲れがどっと出たのか、新宮市内まではウトウト。
しかし、旅はまだ終わりではない。
名古屋までの特急、新幹線を乗り継いで、家にたどり着くのはまだまだ先の話。