関東ふれあいの道（神奈川第7回）佐島・大楠山のみち

「佐島・大楠山のみち」の起点は葉山御用邸近くの一色海岸バス停。
逗子駅からバスで20分とのことだが、まあ何とかなるだろうとランを選択してしまった。
暑いのに加えて、葉山マリーナとか、ほぼほぼ通ったことのある道で新鮮味はない。
なのに、昨年10月にも休憩した森戸神社でいきなり座って休憩。
まだ3.7キロくらいしか走ってないというのに。
さすがに、前回買い物をした、その前のパン屋にまでは寄らなかったが。

そんなこんなで、一色海岸バス停まで5.8キロ走り、すでにスタートから50分が経過。
ようやくふれあいの道がスタートしたかと思えば、直後にコンビニ休憩。
水を持たずにスタートしていたので、ここで初めて水分をとったのだが、ペットボトルの中身がどんどんなくなる。
どこまで走れるか、不安が広がる。
次の目標は、大楠山への入口となる、４キロ先の前田橋バス停。

長者ヶ崎あたりは気持ちいいが、その後は海沿いの道が延々続き、基本下りなのにやたらとしんどい。
このあたりで葉山町から横須賀市へ。
ここでもペースが上がらず、まずは立石公園で休憩。
更に、そろろそお腹が減ってきて、山に入る前に何か食べておかないとと思い、とコンビニでもおにぎり休憩。
前田橋バス停（約9.8キロ）の時点では11時14分。
細かなタイムスケジュールを作っていなかったが、どう考えても大幅に遅れている。

大楠山に向かって、しばらくは平坦か緩い坂道で、これはこれで涼しくていいが、しばらくすると当然山道。
たかだか標高241メートルの山だが、半分くらいの標高まで上ってところで、下りが結構長く続き、また90メートルくらいから上り始めたが、最近山を登ってなかったので、きついきつい。
大楠山は当然のように撮影スポットになっていて、場所は頂上の鉄塔。
なのに手前の展望台みたいなところに上ってロスしたりして、山頂に到着したのは11時57分。
さすがに山頂にはそれなりに人がいて、時間的にも皆さんお弁当を食べていたりする。
とりあえず鉄塔に上って写真を撮ったが、あまりゆっくりする気になれず、10分程度の滞在で下山を開始。
ところが、その直後に道間違い。

急な階段を下りた直後、何も考えずに左に曲がってしまい、ゴルフ場の脇を進む。
すると「衣笠山方面」の表示で、どう考えても自分の進む道ではなさそう。
ただ、いまさら上り返したくないので、しばらく進むと、その衣笠山方面の道が通れなくて、迂回するように看板が出ている。
その看板を見ると、なんとか目的の方向には行けそうということで、看板の道を進んでみるが、そこは「ハイキングコースではありません」という表示どおりに、狭くて走りにくい完全なトレイル。

なかなか高度が下がらないし、道を間違えたという不安感から、なかなか気持ちが落ち着かないが、しばらく走ってようやく南葉山霊園という開けた場所に出てきた。
更に道を下ると「関口牧場」という表示を発見。
確か「らくのうびより」にも出てた牧場のような気がする。
行ってみると、行列ができているので、とりあえず並んでソフトクリーム。
食べ応えがあり、牛を眺めて和んだ気になったので、これまでのミスは帳消しにした感じ。
関口牧場からも下り基調の道が続き、ようやく134号線に合流したのは、ほぼ午後１時。