関東ふれあいの道（東京）6 杉の木陰のみち

土曜日の関東ふれあいの道。
最後は「6 杉の木陰のみち」。
前の二つのコース同様、ピークまでひたすら上り、そこから下るパターン。
ただ、杉の木陰というくらいだから、眺望は期待できない。
上養沢バス停からの道もそれなりの傾斜。
しばらく行くと山道になるが、そもそも傾斜がどうというより、スタートから５時間以上たって、この日三度目の長い上りというのが、精神的にこたえる。
しばらく歩くと、養沢鍾乳洞だが、ここは閉鎖されている。
上りはさらに続くのだが、ここは足場は悪くなく、階段状の所が多い。
それが楽かどうかというのは別問題だが。
今日はオクム練にかこつけて２名の同行者を得たが、もともとはまーぶーが単独でやっているふれあいの道シリーズ。
そう考えて常に先頭を歩いて来たのだが、さすがにしんどくて先頭を代わってもらいたいと思いつつ、なかなかそうはならない。
今回は標高350mから日の出山902mなので、標高差はそうでもないが、やはり疲れがたまっている。

だんだん無言になりつつ、「日の出山には山ガールがたくさん」でも「時間が遅いかな」とサトケンさんを励ましているのかどうかよくわからないテーゲーさんの言葉を背に、ようやく尾根筋へ。
右へ行けばつるつる温泉という誘惑を振り切り、左の日の出山方面へ。
すると、テーゲーさんの様子がおかしい。
「崖のうえを逃げていく小さめの獣の後ろ姿を一瞬見た」とのこと。
まーぶーもサトケンさんも全く気付かなかったのだが、さすがにクマではないはず。
カモシカかイノシシかはたまたサトルっちか。

そんな状態で、あとはひたすら日の出山山頂へ。
標高的にまだとは思いつつ、何度も続く階段に嫌気がさしながらも、前へ前へ。
そして、ようやく日の出山山頂へ。
当然山ガールを含めてほとんど人はいない。
それでも眺望は抜群で、残った補給食を食べながらまったり。
ここは撮影地でもあるので、しっかり撮ってもらう。
さあ、あとは下山するだけ。
御岳山まではほぼ水平移動だが、意外と長い。
下りはランだが、御岳山が近づくと上りになるので、歩きが入る。

ようやく御岳山エリアに入ったが、御岳神社はパス。
そろそろドリンクが切れてきたので、狙いは自動販売機だが、案外みつからない。
そうこうしているうちにケーブルカーの駅が近づき、並行する下山道も見えてきた。
こうなれば勢いよく下るしかないわけで、まさにここがオクム練。
狭い舗装路をガンガン下る。
ここは指定車両も通るので、そうした車が来たら道を空けるしかない。
それでも、急坂を下りるのは久しぶりで、案外楽しい。
結局ケーブルの山麓駅まで一気に下りることとなった。
この傾斜は本当に急で、ブレーキをかけるのも難しい。
ここを頑張ってこそのサトケンさんのオクム練だが、かなり苦労したようだ。
それでも、ケーブルの山麓駅までは下りきる。

ここで久しぶりのドリンク補給。
コーラがなかったので、炭酸重視でレモンスカッシュ。
あとはバス通りを下りるだけ。
駅までの距離はたいしたことないが、ルートが確定してないのがしんどい。
ここでテーゲーさんがキロ５分前後のスピードでダッシュするが、まるでついていけない。
どうにかこうにか御嶽駅に17時25着。
実によく頑張った。
駅前のコンビニで缶ビールを到着すると、河辺駅に移動。
電車の中でのビールなど秒殺。
河辺駅の梅の湯でさっぱりしたあとは、反省会。
立川まで行く案はあっさり却下され、南口の魚民で２時間の飲み放題。
いやあ、長い１日だった。

最後に、この日のルート。