寂しく反省

むかわの湯はエスケープポイントとしてピックアップしていたが、まさかここに来るとは思わなかった。
ただ、どこでやめるにせよ、お風呂には入ろうと思っていたから、止めると決めた時点で何の疑いもなくやってきた。
しかし、いざお金を払ってから我に返った。
確かに28キロくらいは走ったが、どうしても風呂に入らなければならないくらい疲れているわけでも、汗だくなわけでもない。
日野春駅まで行って、汗ふいて着替えたら充分。
そんな気持ちで入るから、温泉も気持ちよくないし、後悔ばかり。
まあ股関節の痛みで我に返るのだが。

風呂を出ると、とりあえず日野春駅まで行くしかない。
地図で見る限り曲がりくねっているので、坂道であることは間違いない。
距離にしたら３キロ弱というところか。
いざ歩いてみたが、釜無川を超えるまではいいとして、そこから先は全く見えない。
しかし、車道を歩いていると、近道が存在した。
「猿返しに道」と書いてある。
そこまでの傾斜ではないが、風呂上りで再び汗をかいてしまう展開。
この道は次回に戻ってくる道でもあるから、しっかり確認。
なんだかんだ30分くらいで日野春駅。

予想はしていたが、お店なんかない。
後で調べたら、数分歩けばコンビニがあったが、その時はまるで気付かず。
内容的にビールなんか飲んでいる展開ではないんだろうが、この先長いし、何も飲まないのはしんどい。
20分待って来たのは高尾行きの各停だったが、まずは韮崎で途中下車。
このあたりは青春１８切符なので、問題はない。
今日何も考えず通り過ぎた韮崎だが、駅と街道は微妙に離れていて、全く違う雰囲気。
ライフガーデン韮崎という、比較的新しいショッピングセンターのスーパーで、ビールとつまみを買って、次の高尾行き各駅停車へ。
途中甲府に20分近く停車するのには驚いたが、ビールを飲んだり、録画番組を見たり、眠ったり。
さすがに今日のショックも和らいでいたが、この電車にあと２回乗るかと思うと気が重い。
何とも微妙な独り反省会だった。

とりあえず、今日のコース。