ゴール後と独り打ち上げ

ラスト８．５キロのうち、５．８キロは劇下り。
下りで止まれないまーぶーはここでガンガン飛ばし、残り２．７キロはほぼ歩き。
まあ、ここまでくればもう安心。
最後は大勢の人に名前を呼んでもらい、パンフレット用に書いた紹介文をアナウンスで読み上げてもらいながらのゴール。
こういう小さな大会の手作りのゴールは本当に素晴らしい。
記録証をもらうと、隣のおもてなしコーナーへ。
豚汁がふるまわれている。
うどんかそばを入れることができるが、まだ胃に自信がなく豚汁のみ。
なのに、のどごしを差し出されると、あっさり受け取ってしまう。
そして、あっさり胃袋の中へ。
うん、これならこの後もなんとか食べれそうだ。
荷物を受けとると、会場のすぐ隣にある丹敷の湯へ。
えびだいの後も風呂には入れたが、ぬるかったし劇混みで、設備はボロボロ。
今回は日帰り温泉として営業しているところに入れるわけで、実に快適。
昼間あれだけ暑かったのに、ゴールでは寒いくらいだったから、じっくり温まる。
いつまでも湯船につかっていたいと感じたのは本当に久しぶり。
さっぱりしたところで、次の問題。
どうやってホテルに戻るか？
そして、夕食はどうするか？
電車なら、20分後にある。
その電車を逃すと、あとは２時間40分後に１本だけ。
ただ、紀伊勝浦駅周辺はコンビニはあっても、スーパーはない。
もちろんホテルの近くにも飲食店はあるが、えびだいの時のように一眠りした後だと、お店も閉まっているかもしれない。
迷った末に那智駅近くのスーパーで買い物。
当然電車に乗れず、ちょうどいいバスも逃し、次のバスは１時間あと。
なので、ホテルまで歩き。
距離にすれば２キロないので、歩きも想定していたが、さすがに100キロ走ったあとではきつい。
ホテルにたどり着いたのは８時ちょっと過ぎ。
一瞬少し寝ようかとも思ったが、やたらとお腹が空いている。
てなわけで、独り打ち上げ開始。
勝浦にいるのに、何故か塩釜のまぐろがメインのつまみ。
ビールから、昨日の飲み残しの日本酒へ。
いつしか布団に沈んでいた。