南紀４号、のぞみを乗り継いで東京へ

新宮駅にバスが着いてから、特急南紀４号が発車するまで、わずか25分。
その間に切符を買って、お土産や弁当も買うというのは非現実的なので、本宮大社でお土産を買えたのは大きい。
しかし、切符を購入し終わると、残った時間は20分もない。
周りを見たところ、スーパーのようなものも、弁当屋も見当たらない。
だいたい、駅の売店にあるのがおにぎりで、駅弁のようなものはない。
仕方なくそばのローソンで調達しようかとも思ったが、商店街があるようなので、少し歩いてみる。
しかし、食べ物を売っていそうなお店はなく、そろそろ引き返そうと思ったところに、お弁当屋さん。
胃の調子のことなどすっかり忘れて、ミックスフライ弁当を500円で購入。

ローソンでビールを調達して駅に入ると、紀伊勝浦始発の南紀４号はすでひホームに入っていた。
ここから名古屋までが３時間26分の長旅。
紀伊勝浦から串本まで乗ったくろしおと違い、「ワイドビュー」をうたっているだけあって、車内は開放的。
しばし景色とともに、お弁当&ビールを堪能。
食べ終わると、ブログを書いてみる。
案外簡単に時間は過ぎていくもの。
スマートフォンは偉大だ。
４両編成のうち、自由席は先頭の１号車だけ。
なので一番前の席は運転席の真後ろ。

当然そんな席は最初から埋まっているのだが、多気でそこに座っている人が降りたので、席を移動。
さっきまでとまるで違う景色を堪能していると、案外名古屋まではあっさり。
新幹線は自由席にしてみたが、２列シートを確保できず、電源もなし。
とりあえず、昨日のラップタイムの整理に格闘していたら、あっさり品川。
まあ１時間半だもんなあ。
そこから先の山手線、京王線は混雑の中、荷物を持って立つしかない。
なんか現実に戻ってきたなあ。
今回の旅は夜行バスからスタートしたから、足掛け４日。
疲労もそれなりだが、明日以降仕事がちゃんとできるのか。
大きなイベントが終わった喪失感の中で、また明日が始まる。