津久井湖からはいきなり城山へ。
わかってはいることだが、本来のコースを逆走しているので、「山里から津久井湖への道」というタイトルが間抜けだ。
この城山自体は400メートルもない山なのだが、かなりの急登。
先週のトレランの筋肉痛が蘇る。
ここは山頂というか、津久井城の城址というか、なんともわかりにくいところで、山頂付近に来てからよくわからなかくて、ウロウロしてしまった。
最後まで山頂の標識はわからなかったし。
写真ポイントは築井古城記の牌で、ちょっと離れたところにはお弁当を食べている人がたくさんるのだが、この碑は小高いところにあって、誰に撮ってもらうわけにもいかず、セルフタイマーを仕掛ける場所もなく、仕方なく自撮り。
城山一帯は津久井湖城山公園の中にあるらしく、下山はその中を通るのだが、標識がいっぱいありすぎて、どこを通ってよいのかさっぱりわからず。
公園を離れると、タイトル通りの山里へ。
全く知らないところを走るのは気持ちのいいもんだ。
しばらく走ると久保田酒造の看板。
大好きな相模灘を醸している蔵だ。
営業中とあるので、ランの途中ではあるが、寄ってみた。
日本酒が並べてあるのだが、聞くとここでしか手に入らないものはないらしい。
次回は宮ケ瀬湖を起点にして、帰りに寄ろうと思っていたのだが、これは微妙かな。
久保田酒造を抜けると、しばらく山里が続いて、本日最大の難関雨乞山へ。
これまた430メートルくらいだから、たいしたことはないのだが、今日の体調からするとかなりしんどい。
一応だいたいの時間配分はしたつもりだったが、迷っている時間も多いのか、やや遅れ気味。
体力的にもかなり疲れていて、ちょうど12時になったところで、ベンチを見つけたので休憩。
ここで初めてザックをおろしたのだが、またもやこの手前で愛用のセームタオルを落としていた。
途中用のない着替えを背負い、本来必要なものをポケットに入れて落としているんじゃ意味がない。
次回以降の課題だな。
柿ピーでエネルギー補給したのだが、ペットボトルがかなり減っている。
相模湖か城山公園で補給しておくべきだった。
そして雨乞山への急登。
ここでも誰に会うわけでもなく、独りで喘いでいる。
時計を標高に設定していたのだが、なかなか数字が増えていかない。
何度か急登をこなして辿りついた山頂は、単なる道の途中。
ゆっくり休憩するようなスペースもないから、とりあえずそのまま走り出す。
ここの下りはそれほど急でもないから、かなり走りやすい。
15分ほどでようやく人の気配がするところに下りてきたが、ここでやめてバスに乗るか、さらに先に進むかの分岐点でもある。
疲労はそれなりにあるが、今日のテーマは長い時間動き回ることにあるから、ここでやめてしまっては意味もない気がするし。
とはいえ、ここから目的のラーメン屋を抜けて、お風呂の王様へ行くにはあと15キロくらい走ることになるし、脛の調子も不安だ。
山を下りながら、そんなことばかり考えていた。
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